連歌ー22

連歌ー22

 初裏

 1、あげまきの心(うら)めざましき夕まぐれ  忠夫

2、 身に添ふごとく風薫るらむ        宜博

 3、群れなさぬそは一本の杜若         正謹

 4、 情けも深き八つ橋の沢          紅舟

 5、鐘の音は昔変わらぬひびきあり       柏全

 6、 竹の庵のま酒に酔う           牟世

 7、破れ障子さのみいとはぬくらしにて     紅舟

 8、 いつとはなく人を待つ燠(おき)     和伸

 9、しづけさに思いつのれる冬の月       正謹

10、 山あり川も美しき村           忠夫

11、力なく名もなく霞むわが定め        裕雄

12、 芽ぶけ世に出よあふげいにしへ      和伸

13、神さびのみちにふたたび花を見ん      宜博

14、 長閑に過ぐる時を頼みに         正謹

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