賭けに出ます。

師走に入ると頬に吹く風が急に冷たく感じます。
まさか11月末と急に変わるわけはありませんが多分、心理的な季節感の影響だと思います。
師走=冬・・・こんな図式で考えると、モンゴル力士=暴力力士も似たようなものに思えるから不思議です。
今までの情報によると、日馬富士は巡業相撲開催中の10月下旬、鳥取市内の飲食店でモンゴル出身力士同士の飲み会で、先輩に対する態度が悪いと、スマホをいじっていた貴ノ岩を叱責、それに口答えしたため激高して暴力を振るってケガをさせました。
私が最初、相撲関係者から聞いたのはビール瓶からでしたが、いつの間にか平手で約30発、マイクで数発となっていて、一番の凶器で犯罪性の高いビール瓶はどこかに消えてしまいました。凶器がビール瓶だとしたら日馬富士の傷害罪での逮捕は間違いありません。

鳥取警察は、貴乃花親方の訴えで事情聴取はしましたが逮捕はしませんでした。これが、一般の人であれば傷害罪で即逮捕というケースです。
日馬富士の酒癖の悪さは角界では有名で、礼儀作法や相撲道とは縁遠いモンゴル力士同士ですから命に別条なかっただけでホッとします。
それにしても、この事件を通してみても力士の体力がいかに人間離れしているかがよく分かります。
なにしろ、貴ノ岩の診断書には「脳しんとう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏れ」などの疑いがあり、一般人なら即死か重傷なのに、貴ノ岩はこれでも全治2週間程度の軽傷らしいのです。
さて、この体重100キロを超す力士と比べるのも変ですが、骨と皮と少しの水分だけで20数キロの母と韓国人主治医の場合です。
図式は、私+母対主治医ですが、103歳の母の死を確信している主治医が勝つとは決まっていないのが、この勝負の面白いところです。
ことの始まりは、杖なしでも歩ける要介護度1の母が、お世話になっている高齢者施設で39.1度の高熱で倒れ、救急車で施設近くの救急病院に運び込まれたことから戦いが始まります。
築地で仕事中の私が病院の救急治療室に入った時はもう母の意識は遙かな天空に飛んでいるような状況でした。
しかし、私はあわてません。こんな母に何度も騙されてきたからです。
病名は尿感染症、軽い心筋梗塞、それに肺に大量の水が溜まっていることも分かりました。
入院するまでは、着替えもトイレも一人で出来ていた母が、大っ嫌いなオシメでの寝たきり生活が始り、病院食も嫌いで食べません。
100歳以上の患者をもった若いエリート男性主治医に、母のデリケートな羞恥心とかプライドは絶対に分からないと思います。
主治医が退院先に紹介してくれた病院にお伺いしたところ、その病院は末期患者だけで全員寝たきりでリハビリもなく面会室もありません。たしかに母は末期かも知れません。久し振りに見まいに来た弟達は母の病状をみて「いよいよ大往生」と赤飯でも炊くように長命を祝って身内のあちこちに「今のうちに顔を見ておくように」と早まったお知らせをしています。
しかし、私からみればまだ生きられるのですから、そうはさせません。リハビリさえ出来ればまだ歩けます。
そこで私は賭けに出ました。療養施設のある病院への転院です。それが明日4日(月)です。
ところが邪魔がはいりました。1日(金)の夕方、母が39度の発熱で転院は延期との電話です。その時、私は築地でしたが病院まで2時間、着いてすぐ看護師に熱を測って貰ったら母の熱は36度、主治医はもう帰宅していません。
看護師さんも、いつ熱が下がったのか怪訝な表情でした。
明日の4日(月)、朝から病院で主治医と会って話し合いますが、もう幾らももたない、と確信する主治医と、要介護度5の瀕死状態から我が家に引きとって要介護度1まで戻した私の介護力との103歳母を巡っての真剣勝負の始まりです。大相撲からみれば全く微小で個人的な話ですが・・・

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