[ 1.希望の光 ] [ 2.桜の雲海 ]
 
希望の光
作詩 桐山健一
  
霧の流れる港は
瓦礫の山
M9.0未曾有の巨大地震
愛しいいのち 夢 生きる糧
すべてを奪った
  
人生は何のために
陽光が無数の光の集まりのように
人の人生は無数の希望の光で彩られている
  
涙も枯れ心も荒み
視界ゼロの民
片寄せ合い羽休める流浪の民
共感の心と安らぎの詩(ことば)で語る
荒んだ心を温める一杯の汁
  
「新しき明日の来るを
信ずといふ
自分の言葉に嘘はなけれど」
100年前故郷に帰れなくなった
哀しみの心で啄木は呟いた
  
東の空の絹雲は虹に染まる
丘の上の教会はキラメク
眩しい光は春を梅の香りでさそう
  
  
老いも若きも
荒れ果てた故郷の虹の先に
光の道を追う
  
  
光の道は一本ではない
障害物で左や右に屈折する
哀しみや苦しみの中
一本きりでない光の道を探す
  
  
絶望の縁から
暖かい心の支えを得て
新しき明日を信じて歩む
生きるっていうことは素晴らしい
人は希望の光をみつめる
  
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