牛蒡(ごぼう)

地味だが食通の間では隠れた人気があるのが牛蒡(ごぼう)です。
主役ではないが名脇役としてなくてはならない存在らしいです。私は食通ではありませんので、この食材があってもなくても関係ありません。でも、和え物にだけは欠かさないようにしたいものです。(村長)


 

11月は霜月、これから寒さも厳しくなりますね。
秋も深まり、食欲の秋もそろそろ最終章に入ります。
秋の味覚は数々あれど、栄養価もあって美味ながら大衆的な柿は、冷遇されがちです。柿の種類によっては樹木いっぱいに実がなると柿の重みで枝が垂れ下がって地面に付きそうになり、それを誰も取らないから熟した柿はそのまま地面に落ちて腐ってしまい、近所迷惑になります。と、いう理由で会津喜多方の我が家(花見)の所有する数本の柿の木は、管理を任せた高齢のイトコの手であえなく全ての枝を落とされ実が実らなくなりました。もうイナカでは柿の実をとる人手さえないのです。

 

 


これも本望・・・

フグ鍋、てっちり、食通には欠かせないグルメ魚の代表です。
しかし、食通でもない私(花見)には高価な白身魚でしかありません。ただし、キモだけはめちゃくちゃ美味、思わず三人前をペロリ・・・旨い! 大分県臼杵でこれを食した時の私の感想です。
昔、これを食べ続けて死んだ歌舞伎役者がいましたが、本人は本望だったはず、その気持ちが分かります。

 


私は、いかにもイカであってタコではありません。

多分、先週はタコだったから今週はイカ、この発想がイヤなのです。

どうせなら先に載せてほしいです。

足だって私のほうが二本も多いのでを忘れないでください。


 

 

わたしは、皆さんに妙な生き物だと思われているのが心外です。
足が何本あろうが個人の自由で、人にとやかく言われたくないです。ましてや、茹でて食う、などとんでもない犯罪ですぞ!


カジキ

 ふつう、カジキマグロなどという魚は、スーパーで切り身にして売ってるもので、本物を見る機会などめったにありません。
この「カジキ」という名はどこからとったかというと、舟の舵をとる硬い板を舵木(かじき)と言いますが、それを鋭く尖った嘴(くちばし)で突き通すぐらい強力なパワーを持つこの魚をそう呼んだのが命名の語源らしいのです。他に「槍魚(やりうお)」という呼び名もあるそうです。
大型のカジキでは、全長4メーt0ル、重さ700キロ以上もの大物もいますが、一般には1メートル程度までです。
カジキの狩りは独特で、獲物を見つけると剣のように長く鋭く伸びた嘴(くちばし)を振り回して獲物を打ちのめして弱らせ、ふらふらなった獲物を捕食します。しかも、このカジキマグロは、雑食で、貝類、タコ、イカ、イワシ・ニシン・トビウオ・アジ・サバなどの他に、カツオや小型のマグロまで食べまくります。その上、海の生き物では最速のスプリンターで、時速100キロ以上で泳ぐといわれます。
時々、船舶と衝突するそうですが、船底に穴を開けられたら浸水して沈没なんてこともあり得ますからご注意を!

と、書いたのですが、この魚が本当にカジキかどうか自信はありません。村長。


本物本流のカボチャです!

 最近、カボチャといえば、ハローウィン祭りに使われる肥料用のカボチャが大量に作られ、食料として生産するより農家の収入にはプラスになるそうです。ただし、これは海外での話です。そうかと思うと、大きさを競うお化けカボチャの品評会も世界中で行われていて、世界記録は1ケ735キロとか。これはデカいだけで食料にはなりません。
日本でも、小豆島での大会が国際的に認められていて、ここで優勝したカボチャが日本代表として世界大会に出品されます。
ただ、残念ながら日本記録は500キロ台ですから、残念ながら世界のヒノキ舞台では歯が立たず入賞も難しいのが実情です。 いずれにしても、そのようなカボチャの亜流はゲテモノでしかありません。
ここで村上画伯が描いた食品のカボチャこそ、健康美容に効果の大きい猪滋養に満ちた本物のカボチャです。(村長)


鯛でエビを釣る!

 

 

 

 

 

 

 故事ことわざに「海老で鯛を釣る」という言葉があります。
小さな投資で莫大な利益を得ることをいいますが、その逆はあまり聞きません。
日本の伊勢エビでも80センチ3キロを超す大物が獲れた記録がありますが、アメリカンロブスターには、寿命100年以上で体長1メートル以上がざらにいるそうです。
そうなると、鯛を餌に大エビを釣ることも可能になります。エビは雑食ですから高級魚の鯛が餌なら喜んで釣れてくれると思います。どなたか試してみませんか? 村長


8月は葉月、長ナスがお勧めです。

葉月(はづき)とは本来、旧暦8月の別称でしたから新暦では九月上旬から十月上旬の秋、葉の落ちる月で「葉月」でした。それを新暦の8月でも「葉月」と称するゆになったのですから説明にも無理があります。
辞書で見ると、北方から初めて雁が来る月なので「初来月 」が転じて「葉月」になったとか、稲穂が張る月「穂張り月」が転じて「葉月」など様々です。字のイメージがいいせいか女優がよく芸名に用いますが、葉が落ちるよいう意味を知っていたら芸名には向かないぐらいは分かりそうなものなのに、とお節介に考えます。
「葉月」は「長ナス」・・・何となく納得するのも村上画伯の絵の迫力のせいのような気もします(村長)。


ホウボウ歩き回る?

 

ホウボウ科の魚でブザイクな顔かたちですが何となく焼いても煮ても旨そうな感じですね。
北日本の100~600mほどの海底に棲息しているらしく、胸ヒレの発達して脚のようになった部分を動かして海底を歩くのが特徴です。 ホウボウの名は、このようにして「方々」歩き回るからという説と、浮袋から出る音が「ボウボウ」と聞こえるから、という説がありますが、どちらもいい加減です。魚類には、見てくれは悪くても美味なものもいます。
それにしても見れば見るほどブザイクですが、旨そうですね。村長

 


七月は文月、絵手紙はいかがですか?

 

七月は文月、それは何故?

1、七夕に願いを込めて天上の神様に文を書く。
2、短冊に歌や字を書き、書道の上達を願った。
3、稲穂がふくらむ「含み月」から転じて「ふみ月」になった。

他の月と同様、その語源については様々な言い伝えがあります。
占いでは、7月の説入り日は七夕、すなわち7月7日からが7月となります。
したがって、7月といえば七夕の短冊に文を書くことから始まる、1が正解のような気がします。
6月は「鮎」という主役がいましたが、
さて、上記の村上画伯の得ですが、今回はあまり迫力がありません。
理由は、主役が不在だからです。
枝豆、豆腐、ご飯・・・どれもが足の引っ張り合いをしているからです。
しかし、容器のメリハリのある色彩のコントラストの見事さが、それらを補って余りあります。
暑気あたりで食欲がない時でも、この容器に盛られた冷ややっこ飯を出されたら、ガツガツと一気に食べそうな気がします。
7月は文月、村上画伯の食彩画に一言添えて、親しい人に「暑中見舞い」、きっと喜ばれます。(村長)

念のために、村上画伯の連絡先をお知らせします。
宜しければ、連絡して見てください。
村上功画集
ここに掲載した絵はがきは、仙台商工会議所の月報
「飛翔」の巻頭に掲載された、ふるさ と宮城の地
産地消食材をテーマとした、作品を抜粋して印刷したものです。
ご希望の方には1セット10~12枚
2千円(送料別)でお分けします。
〒981-0931仙台市青葉区北山ト9-18
℡・FAXO22-301-7730
携帯080-5696-9399 村上功
E-mail:isao.mu「aksmi@icIoud.com


絵手紙、絵ハガキはいかがですか?

絵手紙はいかがですか?
絵手紙は平安時代の昔からの日本のよき文化的風習です。
絵手紙は時代の変遷や季節の移り変わりを写し出す暦でもあります。
とはいえ、多少は絵心があっても挿絵を描く勇気のない私などは絵手紙も書けません。
そんな時は、村上画伯の絵ハガキで代用する手もあります。
念のために、村上画伯の連絡先をお知らせします。
宜しければ、連絡して見てください。

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画 村上 功
ここに掲載した絵はがきは、仙台商工会議所
の月報「飛翔」の巻頭に掲載された、ふるさ
と宮城の地産地消食材をテーマとした、作品
を抜粋して印刷したものです。
ご希望の方には1セット10~12枚
2千円(送料別)でお分けします。
〒981-0931仙台市青葉区北山ト9-18
℡・FAXO22-301-7730
携帯080-5696-9399 村上功
E-mail:isao.mu「aksmi@icIoud.com


三陸で獲れても伊勢エビです。

村上画伯の「伊勢エビ」と、村長自宅水槽の「川エビ」の迫力の違いをとくとご覧ください。同じエビでもまるで違います。重量も500g対5g、価格も1万円対100円ぐらいの差はあります。
以前、京都の水族館で伊勢エビの仲間で世界最大のエビ「ニシキエビ」が展示されました、大きさなんと120センチ、重量は5キロをはるかに超えていたはずです。
そんなのを刺身で食べたら何人前? そこまでは知りません。 村長。

 


6月は水無月です。


水無月(みなづき)は6月の別名なのですが、一部の人は「京菓子」の名だと思っているようです。
室町時代の宮中では身分の高い人が集まって、暑い盛りの六月末(現在の7月盛夏)に、地下に掘った「 氷室(ひむろ)」から真冬から大事に保管した氷の塊を取り出して、小さく砕いて分けあって口に含み、暑気払いをする風習がありました。
しかし、庶民にはそんな貴重なものが手に入るわけがありません。
そこで、高貴な方々が氷を口に含む6月30日、同じ日に、氷より口触りのいいお菓子を口にして暑気払いをしました。
そのお菓子の名が「水無月」で、その風習は今でも続いているそうです。
さて、6月は梅雨の月、水が無い月でもないの「水無月」とはこれいかに?
言語学者に言わせると、水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞で「な」であるから「水の月」である。
私にはチンプンカンプンですが、ひとまず、これでご理解ください。
さらに、生活密着型では、田植が終わって田んぼに水を張る月「水張月(みづはりづき)」が「水月(みなづき)」になったとする説もあり、どれもが「水の月」で統一されています。
さて、村上画伯の「鮎の塩焼き」、その横に冷えたビールが泡立っていたら最高ですね。
下手な鮎釣り師で一生を過ごす私としては、大鮎の塩焼きにカボスの汁を垂らして球磨焼酎の水割りで・・・あ、涎が!        文・村長


フグです。

 

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上は村上画伯の絵、下は写真、どっちがフグらしいですか?

私のような味オンチは、三陸も下関もフグの味は同じに感じます。

でも、どこか違うのでしょうか?

札幌ラーメンと博多ラーメンなら違いが分かるのに・・・村長

 


ピーマンです!

 村上画伯の食材画は迫真力があって、まずい物でも美味しく見えるから不思議です。
でも、この世の中に、ピーマンを「食べたい!」と思う人がいるなんて私は信じられません。
これは、本当に食品なのですか?
もしかしたら、色彩が綺麗ですから料理の盛り付けに使うべき植物に過ぎないのでは?
これが、ナス科のトウガラシ (唐辛子) の一種で、昔から重要な野菜で、しかも世界中で栽培されているなんて驚くばかりです。
フランス名のピーマンは、スーパーマン、エイトマンと並べても遜色ない野菜中のヒーローらしいのですが、そんなに貴重ですか?
トウガラシは細長くて辛いのですが、唐辛子族なのに丸々と太ったピーマンは辛みが足りませんから「鷹の爪」にもなりません。
ですから、ピーマンの別名は「アマトウガラシ」で、いかにも間が抜けた感じでピリっとしないのです。
関東地方、とくに茨城県の鹿島地方が名産地とかで、色鮮やかに甘くてカルシウムやビタミンが豊富で、メラニンや脂肪の代謝のバランスをよくする作用が好まれているらしいのです。
しかも、ピーマンに病みつきというピーマンマニアもいるらしく、レシピにも、椎茸とピーマンの醤油マヨ炒め、豚肉とピーマンのみそ炒め、ピーマンの肉詰め焼き、ツナなし無限ピーマン、ピーマンのえび肉詰め レシピ、ピーマンのおひたし、ピーマンとちくわのきんぴら、その他もろもろ・・・我が家の食卓にもさり気なく出され、私も何気なく食べてしまっているのです。文・村長。


タケノコ

タケノコ

タケノコとは、竹の子だからです。
竹の旬の若芽を食べるから筍(たけのこ)です。
イネ科ですから食料なのですね。俳句の季語では夏ですが、タケノコの美味しいのは春、夏でも美味しいです。
タケノコのレシビは何といってもタケノコ御飯、つぎが「タケノコの土佐煮」、えーと、あとは知りません。 村長。


五月は皐月、山菜採りの季節です。


「よっ。待ってました!」
と、いうほど山菜が好きな人もいます。
長年、渓流釣りを続けていると、山菜好きの釣友からあれこれ教わるのですが私(花見)は全くダメです。
釣りも下手ですが、山菜やキノコの見分け方まるっきりドシロウトです。
山菜好きの親しい仲間は、鮎のシーズンが終るとすぐ山に入って秋の山菜を送ってくれます。
ただ、残念ながら5月はいけません。
6月1日解禁の鮎に向けて体力づくりに渓流釣りに夢中だからです。
それに、山菜採りのほうが渓流釣りより、クマに遭遇する率は高いような気がします。
以前、毒キノコの見分け方とか、教わったことはあるのですが半分は忘れました。
なにしろ、セリの種類でも人命にかかわる毒セリが存在するのですから大変です。
最近は、北海道、東北だけでなく各地でクマやイノシシに襲われた死傷者の話題がニュースになっています。
それに、アブ、ブヨ、ヘビ、スズメバチ・・・注意すべき相手はいっぱいいます。
いやー済みません。
マイナス思考をやめて、美味しい山菜料理を頂くことにします。

となれば、ワラビ、山ウド、ふきのとう、山アスパラガス、こごみ、クレソン、ゼンマイ、ノビル、山ふきぐらいまでは知ってるし、食べたこともあります。ただ、山菜の女王と呼ばれるコシアブラが、そんない旨いとも思えないので、味音痴なのも自覚しています。
この、コシアブラが数ある山菜の中でも一番簡単に見つかるという友人もいますが、私には分りません。
しかも、このコシアブラに凝って日本中を歩いている釣友もいますが、当然のように釣竿持参ですからどっちが目的か分かりません。
その友人に言わせると、山菜は天ぷら、酢の物、和え物、なべ物など何にでも美味しくいけるというのですが、私には?です。
とくに、私はヤマウルシが苦手で、渓流釣りでヤブ漕ぎをしていてウルシに触れ、手がかぶれた経験があり、そのヤマウルシとコシアブラが少し似ているような気がするので、なおコシアブラハンになり切れないような気もします。
それでも、ワラビ、ゼンマイ、フキノトウなどは大好きです。
栃木県の渓流でクレソンの群落を見つけて少し持ち帰ったら、家人に「もう少し欲しい」と言われて一週間後に入ったら、根こそぎなくなっていたこともあります。山菜採りも「必要最小限」というマナーが必要な時代が来ているようです。
私など、イワナ、ヤマメの渓流魚だけでなく、本命の大鮎も必要最小限以下しか釣り(れ)ませんので大手を振って歩けます。  文・村長


親子丼

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鮭とイクラ・・・確かに親子丼ですが、たっぷりイクラで美味しそうですね。
でも、普通、親子丼といえば鶏肉とタマゴ、これがシンプルなだけに料亭でも食堂でも味の戦いが大変そうです。
かなり昔、東銀座七町目でランチにPRを兼ねて美味しい親子丼だけを出す料亭がありました。
昼飯時は開店前30分から長蛇の列でしたが、短期間ですぐ止めました。
多分、手間の割りに利益も少なく夜の部の集客には何の役にもたたなかったのでしょう。
昼時、並んでまでランチを食べる庶民と、料亭で豪遊する輩では人種が違います。
料亭を廃業して、親子丼専門の店にしたら大繁盛だし、並ぶのが嫌いな私でも食べに行けたのに残念です。
それにしても、たかが鶏肉と鶏卵だけに長ネギや玉ねぎ、三つ葉や季節の野菜、豆腐などで味に工夫して覇を競うのですから大変です。
プロの世界では、いかに美味しくて特徴のある親子丼づくりが大変かは、材料が単純なだけに想像がつきます。
そう考えると、鮭とイクラ、サーモンとサーモンイクラなどは、素材が美味しければいいだけですから、単純のような気がします。

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同じ親子丼でも、毛色の変わったのでは、ニシンと数の子があります。
これは、見てくれは悪いですけど、ニシンと数の子好きにはたまらなく嬉しいです。
私はニシン&数の子が大好きですから、熱い掛けそばの上に小ぶりの甘辛く煮込んだニシンを乗せて食べるのも大好きです。でも、数の子は冷たいほうが食感がいいよに感じますから、別別がいいいです。

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あとは、昆布で巻いた子持ち鮎・・・ゲテ物ですが是非これも親子丼の仲間に入れてください。私は大好きです。(村長)


わたしは、カボチャ!

わたしは「カボチャ」、ポルトガル人がカンボジアから持ち込んだのが訛っての「カボチャ」とか。
いつ頃、どこえ持ち込んだかというと、グルメで知られる豊後(大分県)の戦国大名・大友宗麟らしいのです。
今でも大分県は食文化では全国でも群を抜いていて、野菜、果物、魚介類、酒類、なんでも美味しいです。
ところで、わたしはレッキとした食物であることを改めて宣言しておきます。

近年、ハローウィン祭りなどが世界的流行をみて、肥料用とはいえ我々の仲間が大量に殺され、被り物に化けさせられています。
それだけでもショックなのに、最近では、ただ大きく育てて見世物にするのが流行っていて、ゲテモノ扱いで困っています。
ましてや、ちょっと頭の回転が遅い男などに「カボチャ野郎!」とはなんですか? あれはカボチャに対する侮辱です。
昨年の10月、全国各地から集めた巨大カボチャの重さを競う「日本一どでカボチャ大会」が香川県の小豆島で開かれました。
そこで日本一カボチャで優勝したのが千葉県野田市の会社員二人組「チーム・K」の462・6キロ・・・あなた、持てますか?
農家で作られたのではありませんよ。会社員が家庭菜園で、日本一を狙って道楽で作ったもので食べ物ではないのです。
これで、優勝した会社員のお二人は、アメリカのカルフォルニアで開かれる世界大会参加の権利が与えられました。
さあ、これで世界一! と張り切って出かけたが、カルフォルニアのカボチャはもっと凄いのです。
その前年の優勝記録が日本一の倍近い893キロ! こんな巨大カボチャ、食べても不味く倉庫にも入りません。砕かれて畑の肥糧になる運命が決まっているそうですから哀れです。
さて、そこで驚いてはいられません。
ドイツのシュトゥットガルト近郊の街で毎年開催される「カボチャ祭り」の話題です。
ここでは、ヨーロッパを中心に世界の20カ国以上から巨大カボチャ自慢の愛好家が、トラックにカボチャを積んで続々と集ります。
いわば、巨大カボチャ・ヨーロッパ重量選手権大会」と言うところです。
昨年の優勝者はベルギーのマティアスさんで、カボチャの重量は、なんと、1,190.5キロで1トン超え・・・想像できますか?

さて、見世物ゲテ物の話題はさておき、わたしらカボチャは日本語で「南瓜」、ウリ科カボチャ属の果菜(果物野菜)です。
原産は南北アメリカ大陸ですが、今の主要生産地は中国、インド、ウクライナ、アフリカなどで、主用途はやはり食用です。
ついでに、本名、ニックネームなども調べてみました。
ポルトガル語で「カンボジア」の訛った「カボチャ」、方言で「ぼうぶら」、「ボーボラ」、「アボボラ」「唐茄子(とうなす)」「南京(なんきん)」「南瓜」、中国語で 南瓜 (ナングァ)」、英名は「pumpkin (パンプキン)」、大分県特産の「宗麟カボチャ」、その他に「クロダネカボチャ」、「セイヨウカボチャ」、「ニホンカボチャ」、「ペポカボチャ」「栗カボチャ」「えびす」「打木赤皮甘栗かぼちゃ」、「日向カボチャ」、「小菊カボチャ」「万次郎カボチャ」、「鹿ケ谷カボチャ」、「春日ぼうぶら」、「鶴首かぼちゃ」、「新土佐(別名:鉄兜)カボチャ」など多種多様、それぞれが味わいが違います。
カボチャは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどビタミン類を豊富に含む緑黄色野菜ですから、大いに食べてやってください。
文・村長(花見)


ホヤは、老いた海ネズミと書きます

あなたは「ホヤ」なるものを食べたことがありますか?
ない? では、「ナマコ」は? これを食べた日本人は凄い! そう思いませんか?
いくらゲテ食いでも、タコ、イカなどに続いて、ホヤやナマコを食べるのに勇気が必要だったはずです。
その名前からして不気味です。ナマコは「海鼠」、ホヤは「老海鼠」ですよ。
もっとも、ホヤには「富也」「保夜」「火屋」「海蛸」などの和文字もありますから、老海ネズミなど忘れればいいだけです。
これがまた食通に言わせれば絶品で、一度味わったらクセになって何度も食べたくなるそうです。
こうして村上画伯の絵を眺めていると、確かに美味しそうです。
ホヤの体内には独特の特殊な香りがあって、その香りを好むものはワタまで食べ、香りが嫌いなものはワタヌキにします。
三陸で食べた新鮮なホヤは無臭だったのに、都内で食べたホヤは鮮度落ちたためか何となく私には向きませんでした。
したがってホヤは産地で食べるもの、と私は決めています。
ところが、ホヤはその独特の癖のある香りが好まれ、酒の肴として珍重され、刺身、酢の物、焼き物、フライ、塩辛、干物など、広い範囲で調理され加工されています。この世の中、げてもの食いがいかに多いか。ほとほと感心するばかりです。
文。村長


ライバルは大根?

 私の名はカブですが、所属はカブラナ科・・・私の永遠のライバルは同じ根菜類の「大根(だいこん)」というヤツです。だいたい、大きい根っこなんて名前からして生意気ですよ。それに引き換え、私なんざ「蕪(かぶ)」ですよ。草かんむりに無しなんて・・・まるで味も栄養もないように思われるじゃないですか? え?「その通り!」ですって? 冗談じゃないですよ。私だって100gあたりの栄養価は、ビタミンCが21mg、ビタミンEが0,03mg、ナトリウム67mg、カリウム30mg、カルシウム30mgなど立派なものです。
たしかに大根は野菜の王様とかいってオデンでも主役で派手すが、私は渋い脇役として隠れた人気で生きています。
大根は確かにジアスターゼなどを含んで消化剤と師弟役になり、葉は青汁として人気はありますが、下手な芝居をする俳優を大根役者というぐらい、大根なんて芸がないのです。
それに反して、何か素晴らしいことを仕出かすと「カブが上がる」と誉め言葉になるのですから、やっぱりカブが上です。
なに? フランスでは、芝居の下手な役者をカブ役者って言う? 私はフランスは嫌いだ!


4月は卯月、赤貝がまだ美味しく頂けます。

 4月は卯月、三陸ではまだ赤貝が刺身で食べられます。
東京では、冬の食べ物がまだまだいけるのです。
新鮮な赤貝は、殻から剥いた状態でも、暫くは生きているほど生命力が強いものです。
松島湾の大ハゼを釣るには、この赤貝が最高にいい餌なのです。
しかし、ハゼより赤貝のほうが旨いという釣り人もいて、醤油持参で餌を食べてしまうのです。
ついでにビールかチューハイ持参ですからハゼ釣りどころではありません。
なお、ハゼを餌に赤貝は釣れません・・・念のため。
築地の寿司職人に聞いたことがあります。
赤貝を包丁で捌くのは、「タマを切り離す」ことだと言うのです。
これを聞くと、まだ現役の男どもは思わず恐怖を感じて顔を歪めます。
タマを切られてはタマらないからです。
でもご安心ください。貝類でタマとは身のことなのです。
「ヒモと身を切り離す」ことを「タマを切る」と言うだけの話です。
それにしても、赤貝にはニセモノが多いですね。
「さるぼう(猿頬)」「はいがい(灰貝)」「佐藤がい」・・・その区別は殻にある放射状の筋の違いで分るのですが、築地市場では、本物の赤貝を「本玉」として、ニセモノはちゃんと差別していますのでご安心を。ただし、裂いてむき身で売っている「サキアカ」などは、殆どが「本玉」ではなく「サルボウ」です。
三陸ではどうだか? 食通の村上画伯なら知っているかも・・・村長。


河豚ではなく「フク」と呼んで!

 わたしの仲間は、瀬戸内海沿岸では「フク」と呼ばれています。もちろん、福を招くからです。
大阪では「テッポウ」なんて呼ばれますが、これは、たまに(毒に)当たるからで、テッチリは、テッポウのチリ鍋だからです。
最近では、チリ鍋に飽き足らず、山口県などではフクを使ったカレーライスが出没してるそうですからまた仲間がよけい食われます。
ところで、間違ってもわたしの名前を漢字では書かないでください。
海の生物のわたしを「河豚」だなんて、失礼千万、中国の大河に棲む同類のサカナと一緒にされては困ります。
わたしの正式日本名は「布久」、フグの元は袋・・・膨らむところからきているのは確かです。
だから、わたしを食べると財布が膨らむ? 冗談でしょ。そんな迷信は流行らせないでください。名前も河豚ではなく「フク」がいいです。
わたしを食べたって、財布も腹も膨らみませんよ。  もっともです・・・村長