ストレス症になりやすい人

花見正樹のストレス・エッセイ

家庭ストレス-4

ストレス症になりやすい人

 前回までは、生真面目なエリートサラリーマンA君の実例でストレスの怖さを述べたが、これに似た話はいくらでもある。
人間研究の第一人者であるミルトン・フリードマン博士の研究に、前述のA君に似たタイプがある。
眼がよくなる本(二見書房)でお馴染みの米国のフリードマン博士が発表した「Aタイプ人間」とは、責任感が強く、活動的、積極的に率先して自分から行動する有能なタイプであるとする。これだと非の打ちどころのない優秀な人間像が浮かび上がる。
ところが、このAタイプが誰よりも一番にストレス症に蝕まれやすく、心臓発作にまる率も人一倍高いという。
これは肉体的緊張と精神的緊張のアンバランスから起こる現象で、その因果関係についても発表されている。
このようなAタイプ人間は、まず自分の行動が自分の思い通りにならないとたちまち自己反省、自己嫌悪、自信のぐらつき、不安から、眠りにつくときでも一日のできごとを思い出したりして、心と体の疲れで休息が必要なのに、頭が冴えきって寝つかれず、しかも、朝早く目覚めてしまい慢性的な寝不足に悩まされ、こうじて不眠症に突入することもある。
これでは心臓にいいはずがない。
家庭内暴力の家庭を調べると、夜ふかしの多い家庭に多いという説がある。受験生、午前帰館亭主、夜遊び息子、深夜番組視聴女房(当然、朝は遅く家事はおろそか)、家族の対話などおよそ皆無だから、意思の疎通など絶対に縁がない。
亭主がA型人間だと働き蜂だが、蜂と違うのは蜜は運んで来ない。帰宅は当然遅い。
女房は教育ママ、一人のモヤシッ子を大切に壊れ物を扱うように、亭主とおなじようなA型人間に育てようとする。
「勉強してエラクならないと、お父さんみたいになれないのよ」
あるいは、「ここでがんばれば、あなたもお父さんみたいになれるわよ」
どっちにしても、お乳さん、お父さんでは、子供こそいい迷惑だ。
では、その優秀なお父さんの一日を追ってみよう。
満員電車で出勤して、お茶飲んで、会議に出て、早足で部屋の中を歩いて、電話をかけまくって、急がしそうに昼食を食べ、喫茶店で伽排、タクシーで取引先へ、頭ペコペコ腹の中は不満だらけ、値引きを断り、嫌味を言われ、小額の受注でも不満を言えず、過去のクレームなどを引き受けて会社に帰る頃は他社の社員の退社どき、それから伝票整理、上司からの叱責、部下はと見回すとすでに退社してもぬけの殻、数少ない孤独な同僚を見つけて大衆酒場に誘って愚痴を吐き出しての千鳥足のはしご酒、で、いつも通りに戻り深夜のご帰館となる。
「お帰りなさい。今日も遅くまでお疲れさま」
こうして蛙の子はおたまじゃくしから蛙になってゆく。間違ってもナマズにはなれないのだ。


家庭ストレス-3

花見正樹のストレス・エッセイ

家庭ストレス-3

古い男が描く家庭の理想像は、時代劇などでみるように、夫が玄関に入ると、妻が三ツ指をついて頭を床に伏して、「お帰りなさいませ」と出迎えるというスタイルです。だが実際は、「ただいま!」と声をかけても、せんべいなどかじりながら「お帰り」と素っ気なく応じて視線はそのままテレビに釘付け、亭主の存在など眼中にない。これが一般的な主婦・・・などとは絶対に口には出せない。だから、こそこそと万年筆で小さく書いてみて、あわてて周囲を見渡したりする。この世の中、女性を敵にまわしたら命が幾つあっても足りないし生きる甲斐もない。
それにしても、「お帰り」でも返事があればいいほうで、「おかえりなさい」は年末の賞与が出た日ぐらいなもの、「おかえりなさいませ」などはった映画のシーンでしかお目にかかれない。
しかし、この件については妻の不実を責める前に、亭主たる己の行状を省みる必要もある。
酔ったうえでのご帰還でタクシー料金を払わせるのは序の口で、コートをどこかに忘れた、靴が片方ガブガプカだったり、上着が他人のだったり、寿司の折詰が潰れていたり、Yシャツに口紅がついていたり、パンツが裏返しだったなど、酔ったうえでの出来心で何も覚えていないと訴えて執行猶予になったとしても夫の威厳は損なわれて、その結果が「お帰り!」なのだ。しかも、テーブル上の冷えたコンビニ弁当に顔を向け、顎をしゃくって「めし!」、食事が終わって一息ついていると、「ふろ!」と追い打ちを掛けてくる。
古き良き時代に男の専売特許だった「めし」「ふろ」の常用語はいまや女房族に奪われている。その上、「する」と言われても、すでに戦意を喪失した夫族はただただ白旗を掲げて許しを乞うだけだから、ますます冷遇されるが、あれもこれも「因果応報」なのだからここは耐えるしかない。
だからといって、そのまま泣寝入りをして妻の横暴を許すのも癪だから風呂場で一人呟いてみる。
「いちいちうるさい! だから、どうしたって言うんだ。嫌ならとっとと出てけ」
ところが、ふろ場近くにある洗濯機に汚れ物を入れに来た妻の地獄耳がそれをキャッチする。
さっとふろ場のドアーを開けて、「あーた。出てけって、誰に言ってんの!?」
思わず、「自分に言い聞かせてたんだ」などと言い、着替えもそこそこに外へ飛び出したりする。
こうならないためにも、男は毅然として昼も夜もノルマを果たせる威厳と体力を維持しなければならない。そのためには、スクワット、腕立て伏せ、階段昇降、速足散歩など涙ぐましい努力も必要なのだ。だが、その努力が報いられる保証はない。
だとしやら、やはり会社の帰路は、仲間となじみの店で酒を酌み交わしグチを肴にハシゴ酒、財布も空になりコートは忘れ、上着は他人のを着てタクシーで帰宅、「オーイ、タクシー代!」、これで元の木阿弥、取り戻しかけた亭主の威厳は再び地に堕ちて、もはや挽回の余地はない。


家庭ストレス-2

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

家庭ストレス-2

 前回は専業主婦の謎に満ちた特権について述べたが、家事とお勤めで休む間もない兼業主婦にはこの自由がない。まことにお気の毒としか言いようはないのだが、兼業主婦からみれば、家庭と勤務先でのストレスの度合いは計り知れないほど大きな差があると言うが、兼業主婦のほうが個人的財政(へそくり)に余裕があるという説もあり、専業主婦と兼業主婦の幸福度となると、どちらに軍配があがるかは男どもにははかり知ることが出来ないベールに包まれた別世界のなのだ。
ここで本題に戻る。
「家庭では、男女平等、男女同権は守られていますか?」
この質問に、あなたはどう答えますか?
家庭における男女平等は、一体全体、どうなっているのだろうか?
働きバチの夫が、休日におゴルフだ競馬だとがいしゅつするのに、たまの休日にはテレビの前にでんと座って、ウイスキーの水割りをチビチビ飲みながら赤い顔、妻が掃除洗濯、食事の仕度とてんてこ舞いなのに、なに一つ手伝おうともしない。
これで男女平等が聞いてあきれるのは当然、とは女性側の声、殆どの女性が同感で頷くに違いない。
しかし、既婚男性はこうは思わない
「なにが当然だ!」
大きな声で反撃するのは一家の主たる夫族、ただし大声は腹の中だけで現実には、声にもならないか、蚊の泣くような声でブツブツ呟くのが関の山、なんといっても小遣いを支給されている立場だから仕方がない。
なにしろ、子供の教育費やNET機器、塾の月謝、自転車などの出費に加えて、ママ友との観劇やランチ代の捻出には、亭主の小遣いを減らすのが一番手っ取り早いと、主婦なら誰でも考えるから秘策でも何でもない。
「タバコは健康に悪い」「タバコの煙で子供の寿命を縮めてる」「ヤニ臭いの嫌いだから拒絶してるんです」、ここまで言われれば仕方ない。好きなタバコを何んとか断とうとするが禁煙ストレスに襲われ、人の吸うタバコの煙に鼻孔がピクピクしたりする。 それでも断腸の思いでやっとタバコと縁を切れたら、どうなるか?
それを待っていた愛妻が優しい笑顔で冷厳に言い放つのだ。
「これで健康も万全ね。お小遣いの5万円は、タバコ代がいらなくなりましたから半分の2万5千円でよろしいですねっ!」
語尾の「ねっ!」がダメ押しだから反論もできず禁煙を後悔するが、職場の上司にも「意志が強い」と認められての禁煙だから今更趣旨を戻すこともならず、小遣いを増やすべく競馬やパチンコ、宝くじなどにのめり込む。
だが、これで勝てるほど世の中は甘くない、ついにサラ金の餌食になり、営業費などの仮払いで急場を凌ぎ、ボーナスの前借りなどから徐々に借金地獄の泥沼にはまってゆき、出世街道からは遠く離れた裏道を彷徨うことになる。
この一例をみても、タバコは無理に止めさせるのは良くない。まず、税収が減る、街角のタバコ屋が減ると道を聞くのに困る、といっても今は自動販売機だから、看板娘を口説く楽しみも失せている。自動販売機を口説いてタバコが一箱余分に出てきたら面白いのだが、そんな奇跡は・・・いや、起るかも知れない。どなたか、この一文を見たら試してみませんか? それならお前がやれ? いえ、私は17歳でタバコは止めています。


家庭ストレス-1

花見正樹のストレス・エッセイ

家庭ストレス-1

男女平等どころか・・・

総理府が行なった調査に「男女平等に関する世論調査」なるものがある。
ここで、既婚女性に対して「あなたの家庭では男女平等か?」という質問があり、「平等ではない。女性が不利」と答えた女性がなんと約30パーセント近くもいました。
と、いうことは、妻からみた夫への不満がいかに多いかという証明にもなる、男からみて悪しき統計とも言えます。
人生相談の現場から言わせて頂ければ、夫婦の相性は、占いだけではなく、考え方や育ってきた生活環境、趣味、嗜好、親の教育の差などに影響されての共同生活ですから、そう簡単に馴染むものでもありません。
よく働きよく稼ぐ働き蜂のような無趣味で生真面目な夫を持つ妻が、つまらぬ遊び人の男に溺れて、平和な家庭から転落して自が楽な人生に堕ちた例も知っているだけに、男と女の機微については、そう簡単に語ることは出来ませんが、総理府の統計となると信じないわけにもいきません。
女性からみると男は勝手、たいした稼ぎもないくせに帰宅すれば「メシ、フロ、ネル」の単細胞パターンで妻の話も聞こうとしない。子供の教育、地域社会の交際、家計のやりくり、すべて女房任せで知らんぷり、しかも夜のお勤めまでサボるか手抜き、これでは男の仮面を被ったナマケモノ。しかも、妻の目から見た夫という生物の存在は年を経るほど評価が低下します。とくに、定年後に定職もなく家でぶらぶらしている甲斐性なしの粗大ゴミ亭主になると、その存在すら何の価値もないのです。その夫が、妻の日頃の労を労って、時には観劇や海外旅行に誘ったとしても妻は決して喜びません、その費用で年金か目減りするのが嫌だからではなく、どうせ出かけるなら気の合った友人や趣味仲間のオジさん達と出かけるほうが嬉しいからです。
そうかといって、一度粗大ゴミ化した夫が、突然変異で別人のように家事を手伝い雑用をこなし、町内会のボランティアに熱中し始めて、その延長上だと言って近所の熟年未亡人宅の樹木や雑草の手入れ、垣根の修理などを始めたらもっと不気味な結末が待っている可能性もあります。
だとしたら、やはり働き蜂は働き蜂のまま、粗大ゴミは粗大ゴミのまま、妻の蔑視に耐えながら生きるのが正しい道なのです。
それにしても、家庭を守るべき主婦の約3割が、家庭に置おいて夫より不利だと思っているとは、男の目からみて以外です。
財布の紐をがっちり握り、亭主には最低限のお小遣いで飲食交際もままならず、亭主が汗水流して働いている時間の行動は、ランチ会やショッピング、異性交流を含めて一切謎に包まれています。もちろん、兼業主婦にはこの自由がありませんからお気の毒ではありますが、そこは女性の知恵、男には計り知れない遠望深慮や策謀で自分なりの買い物やヘソクリなど主婦の特権は守り抜いているのです。


嫌職ストレス-5

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

嫌職ストレス-5

女ごころの恐ろしさ-2

 ともあれ、まだ精神的に不安定な上司A氏を癒すべくB子さんはかなり真剣にA氏に密着、そのお蔭で婚約者C君とB子さんとのデートはキャンセルや日延べの連続で相思相愛にヒビが入ったともみられていた。
こうなると、婚約者のC君にとっては他人事ではないから必死に彼女を諫めるのだが、B子さんとしては善意のボランティアだから誰が何を言っても気にしない。婚約者のC訓としては、自分の存在が彼女から遠ざかっているように思えるらしく、必死で彼女に忠告したり怒ったりするが、B子さんの奉仕の精神まで崩すことは出来なかった。
思い余ったC君は、病み上がりA君の直接の上司である私の知人で媒酌人の取締役にご注進、かなり深刻な表情だったらしい。 私の知人もB子さんを呼んで事情を聞いたところ、愛情とは無関係の奉仕との説明に納得して、そのまま放置することにしたと
いう。
それから暫くして挙式を3ケ月後に控えたある日、B子さんは上司のA君に、”お世話”の打ち切りを告げ、さっさとC君の元に戻って新婚生活の設計に専念、これでB子のボランティア活動も終止符を打った。
C君とB子さんの挙式は都内の教会で行われ、純白のドレス姿の花嫁B子さんの嬉々とした晴れ姿には一点の曇りもなかった、と媒酌人を務めた私の友人は言った。
こうして無事に結婚式を挙げたB子とC君の二人は、ヨーロッパ古城巡りの新婚旅行に旅立ったのである。
当然ながら、彼女のボランティアの対象でしかなかったA氏は式にも披露宴にも招かれず、ひょっとしたら完治か、との期待も消滅し、ウツ状態に陥って会社を欠勤し、実家に戻って在宅治療に専念することになり、会社には労災の手続きとかで代理人の弁護士が訪れた。
一体全体、B子さんのボランティアの真意は何であったのか? これは未だに社員だけでなく、A君にもC君にも、この話を持ち込んだ私の知人も分かっていない。ましてや、女心に疎い私などが理解出来るはずがない。
結局、私の知人が連れてきたA君は、私の主宰する「ストレス解消サロン」に通いながら職場にも復帰、心身共に癒えたところで、これも私の経営する「結婚相談所」で十数回のお見合の後、お相手もバツイチ子なしの女性と無事に再婚、上司の取締役とその知人であるý私も招かれた内輪の披露宴で私も一言、お祝いの言葉を述べたが、何を喋ったかは全く記憶にない。


女ごころの恐ろしさ-1

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

嫌職ストレス-4

女ごころの恐ろしさ-1

 出世コースから外れたとたん、親類の冠婚葬祭にすらお呼ばれないし、社内でチャホヤされたのも夢のまた夢、自律神経失調症扱いで周囲は腫れものに触れるような扱いになる。
同僚ももはや愛想つきたか、飲みにも誘わずゴルフにも誘わない。当然、麻雀も不参加になる。
仕事が嫌だからといって会社が嫌いな様子でもない。ノイローゼ係長は出社拒否症どころか、遅刻もしない。仕事は与えられれば、不愛想ながらゆっくりとスローペースでこなす。
人が忙しく立ち働いているとき、ずっーと新聞各紙、業界紙、雑誌類を眺めているだけの仕事は辛いものだ。
若い女子社員などがうす気味悪そうに、1目づかいに眺めると、ニヤリと笑顔を向ける。その目がなんともイイそうだという変質的な女子社員などがいたりする。
本質的に魔性である女性は、魔性に魅入られることもあるらしく、どうした風の吹きまわしか、社内きっての美人OLがA係長に急接近、お茶はおろか、お昼の弁当、はては洗濯ものまで引き受けて自宅でアイロン掛けまでして出社時に手渡している。そのうち、洗濯物だけでなくA係長自身も部下の美人OLの家に出入りし、週末にはA係長の住む家に部下の美人OLが家事手伝いのために通っているという噂がある。それを同僚が指摘するとB子は笑って、「男女関係は全くない」と語っている。と、このような病み上がりの上司思いの涙ぐましい人情物語なのだが、これをスキャンダル風に語りたがるのが世の常なのは仕方がない。
ところが、これが社内では大問題になっていた。この美人OLB子には、同期の男性社員でこの半年後に挙式を控えた婚約者C君がいて、すでに式に招待される同僚や上司も公表されているだけに、この成り行きが社内では注目の的になっていた。
見かねた二人の媒酌人である取締役D氏がB子を呼び出して真相究明を試みたが、人道主義に基づいた個人的なボランティアであって不純な行為もなく、「どうぞ、ご安心ください」と言われて、役員D氏は「誤解を招かないように」と言うのがせいいっぱいだった、らしい。私の知人は、A君の上司であるだけに、この成り行きをはらはらしながら見守っていた。


嫌職ストレス-3

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

嫌職ストレス-3

栄転で転勤、大出世?-3

「あなたに不満はいいません。どうせ親が勝手に持ちこんだ縁談です。一応義務も尽くしました。それに、ボーイフレンドとの交際はあなた以前からのものです」
「不純だ、どういう関係だ」と喚くと、「あなたとの結婚のほうが不純でした。結婚とはお互いに愛し愛されて信頼し信頼されて結ばれるべきですが、お互いに身上書と見合写真を交換しただけで選んだ親の見栄と本人の妥協、そのために親に結婚を反対されていた恋人と一時的にしろ別れたのは辛いことでした。その関係が戻ったのは、自分に正直になれたからです。これ以上は説明の要もありませんし、あなたを傷つけたくもありません」
「充分、傷ついてるよ」
「あなたは、仕事、仕事で観劇も旅行も満足にご一緒1したことがありませんでしょ、傷ついているのは私のほうです。それに赤ちゃんも欲しかったのに、あなたは思うような愛し方ができない人です。慰謝料は結構です。このまま、お別れしましょ」
震える思いで問うと、スポーツクラブ仲間のボーイフレンドも指折り数えるはどいるとか、趣味の会、同窓会、カルチャⅠ教室、さまざまなジャンルに捗ってかなり広範囲に発展している。悪びれる様子はさらさらない。
「今まで、あなた、私に質問したことあって?」
「まさか。もの静かで優しくて、手に触れただけで電気が走ったように小刻みに震えるようにして下うつむいた婚約時代、初々しい娘だとばっかり思っていたのに」
A君がぐちると、
「私は敏感で感じやすいんですから」
もはや、夢破れハートもボロボロ救いない。
恐怖と絶望の目で妻を見ると、そこには楚々として可憐で美しく恥じらう手弱女が伏し目がちに膝などを指で撫でたりしている。
「魔性の女だ」
A君はがっくりして呟く。彼は全ての女性が魔性であるのに気付いていないのだ。
結局もめた末、離婚、ひとり淋しく成田を旅立ってゆく。エリートコースの切符を手にしたとはいえ心は傷つき、仕事は手につかない。
生活環境の変化、精神的な虚脱感、感情の入る隙もない機械化された事務処理、公私のはっきりした人間関係、おきまりのノイローゼ、異常者のレッテルをはられて送り返され、ついにエリートコースからは脱落してしまった。


嫌職ストレス-2

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

嫌職ストレス-2

栄転で転勤、大出世?-2

 出向期間は三年、場所はサンフランシスコにある支店、同期入社メンバーではたった一人の大抜擢にA君が内心欣喜雀躍したであろうことは想像に難くない。
辞令を手にしたA君は、仲間のお祝い飲み会も早々に、一目散に喜び勇んで珍しくも早めの帰宅、笑顔で愛妻にご報告。共稼ぎではあるが、二人で生活するぐらいは昇給分と出張手当で何とかなる、と妻が喜びそうなセリフも口に出す。
ところが、その熱くなった心に妻からザブリと冷水を浴びせられたのだ。
最愛、と思っていた妻が、なんと冷酷な言葉でA君に告げたのだ。
「一緒に行けというなら、別れます」
英語もベラベラ、海外留学の体験もある妻が、である。結婚三年、子供はまだいない。かつては海外志向だった妻なのに。そこで理由を質すと、最初は会社を辞めたくない、と言う。仕事なら海外の日系企業でいくらでもあるなどと説得、小一時間論戦が続いた後、妻がついに開き直った。
「ボーイフレンドに逢えなくなるからです」
これでもうエリートA君は、頭をハンマーで殴られ、心は氷漬け、体はまっ暗闇の深い井戸に逆さ吊りにされてロープを切られたような状況に陥って、怒りの感情さえ萎えてしまった。これはまさしく職務上の自信すら喪失させるカウンターパンチ、これは効く。
まさか、妻が自分以外の男と交際していようなどとは思いもよらなかっただけにショックは大きい。夫婦生活も円満、彼女は夜も積極的で満ち足りているように思っていただけに何が不満だったのかもわからない。
一度、離婚を決意した女は強い。
「あなたは下手だから・・・」と呟き、妻は立ち上って黙々と仕事を始めた。
A君は、自分の出張の支度かと思って見ていると、なんと妻は自分の荷物をまとめ始めているではないか。


嫌職ストレス-1

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

嫌職ストレス-1

栄転で転勤、大出世!

世の中には仕事の好きな人もいる。
仕事が好きで好きで、仕事が食事より好きで飢え死にとか、寝るより仕事が好きで睡眠不足で永眠したとか、仕事のためなら死んでもいいと思ったとたん脳内出血で死亡。そんなバカな、という前に周囲を見渡すと、いるから不思議、古代爬虫類の生き残りのよう な点取り虫症候群の成虫が会社人間と名を変えて生存している。
例えば、一流商社勤務の知人の部下の話。
受験地獄を現役通過、一流某大学無事卒業、就職も第一志望突破で有名商社入り、なにしろ幼児時代からの超エリート。周囲によき指導者がいて、大事にされて、環境に恵まれて、その 上、あろうことか知識のつめ込みだけで聡明そうに見られたり、モテたりする。仮りにその男をA君とする。仮にといったが、知人の元部下、実在の人物である。
当然ながら縁談も四方八方から降って湧いてよりどり見どり、家柄と容姿と略歴で選んでお見合い、将来を配慮した招待客の前で派手な披露宴、結婚によって社会的信用をも得たつもりだった。これでまた、よく働くようになった。
ここまではどうやら家柄とガリ勉努力とツキに恵まれて順風満帆で挫折知らず。
さて、第二ラウンドはここからが本番です。
本番となると前戯のように知識の詰め合せだけでイイわけでもない。緩急自在、臨機応変の融通性あるテクニック、心身共に余裕が必要となる。              l
そもそも会社の組織はピラミッド型役職構成、同期入社全員同時期昇格などはあり得ない。上司の実力と力関係の影響もあるが係長補佐候補程度での昇格順位に微妙な差が同期組の問に現われ始め、自己評価と周囲の評価にズレが生じたとき、疑心暗鬼が生じる。
与えられた仕事でも参考書のあるものはパーフェクトに出来るが、知識の拠り所のないものはまったくダメ、応用力ゼロ。こんな男は多分、夫婦生活も教科書通りの余裕のない義務遂行自己満足短時間処理型と思われる。
仕事と家庭は車の両輪、どちらも順調なときは一直線に目標目がけて駆けぬけるが、どちらかが不調なときはガタガタと不協和音、仕事の不調は家庭がカバーできればいい。仕事にもよきパートナーが必要なのは当然、ひとりでは何も出来ないのだ。
エリートの欠点は、自分ひとりで何でも出来ると思いがちなことと、自分だけが人一倍優れていると信じている点、実に単純で可愛い。その知人の部下であるエリートA君に、知人の推薦もあって海外支店係長栄転の辞令が出た。いよいよ出世コースに乗れたのだ。


読書ストレス-4

 

花見正樹のストレス・エッセイ

読書ストレス-4

中年のヤケ読書

 我ら中年族は今更速読法でもないから相変らず本を読むペースは遅いし目も悪くなる。それでも本は買う。昔からの習慣で何となく印刷物に目を通していないと不安なのだ。書店からみるとカモになる。店員がもみ手をしながら接近し周囲を気にしながら囁く。
「だんな、いい本がありますよ。『努力しないで部長になる道』、『女房の束縛から完全に逃れる法』、『この本読んで億万長者』が入荷しました。早い者勝ちですがどうします?」
「今度は大丈夫かね、先週購入した 『地震に絶対生き残れる』は地震前の海外移住、『株で損せず株を楽しむ』は銘柄別チャートづくりを趣味にして絶対に株の売買に手を出さない、それに先々週は……」
「今回は本物ですよ。ほら目次を見て下さい。ちょっと目を通して下さい」
「なになに『堅ぶつ根くらは係長どまり』『周囲のOLにモテるコツ』……うん、これは一読の価値がありそうだ。つぎは? 『女房が不美人ならあなたは幸せ』、なんだか逆説的だが該当者として見逃せないな。つぎは何だって 『手持ちの輸入品の価値観見直し』、まあ円高差益を身のまわりからということか、でも輸入品は土産に貨ったタイピンぐらいだ。『寄付金集めで一財産』、『人のアイデアで仲介料稼ぎ』、せこいけど読むか」、結局買う破目になる。これで、読みたい小説があって本屋に立ち寄ったことを忘れて棚のゴミを増やすばかり。
読書は人それぞれTPOがあるのは当然だが、性格が出るから面白い。
ハウツーもの専門の万年係長補佐氏、教養書専門の哲学的学究型窓際氏、娯楽書(とくにマンガ)専門のコンピュータ技術者氏、数読み誇る役所勤めヒラ氏、グラビアヌードで購買欲を
そそられるという高校教師氏、どっぷりと推理小説の虚構の世界に入りこんで抜け出せない大学生、人さまざま、読書さまざま、「読書しないと時代に遅れる」 「面白くなきゃ本じゃない」
「読書は心の栄養」 「読書は擬似体験」 「読めば一発ストレス解消」「暇つぶしは読書に限る」「忙しい時こそ読書の余裕」「本を読まなきゃモテない」、これで、ついにヤケ酒ヤケ食いに対抗、ヤケ読書となる。


読書ストレス-3

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

読書ストレス-3

読書法のテクニック

 スタジオに入った数十人の番組参観客の大人が名札代りに番号札をつけ、それを少年がわずか数秒眺めて参観客に背を向ける。その間に参観客が名札を裏返す。司会者の合図で体の向きを元に戻した速読の天才少年はたちまちどの人が何番の名札をつけていたかを見事に100パーセントの正解率で全員を言い当てたのだ。
一方の天才少女はというと、スタジオに用意された部屋のオープンセットの装飾や備品を一瞥しただけで、すぐに背を向けて係員数人が部屋替えをしてから司会者の合図で振り向き、時計が何十分進み過ぎた、壁掛けの位置が違う、置物が三つ不足している、カーテンの色が変った、などと一気に続けて、スタッフ一同が変えたものを全て言い当て全部正解、悔しいが私には出来ない。
その少女が、自分の学んだ速読法をその場で公開した。
司会者が10冊ほど裏返しした少女小説などの書籍をシャッフルした中から無造作に選んだ1冊の本を、少女はベラベラと3分ぐらい眺めている。200ページ以上はありそうな厚さの本をニコニコしながら眺めただけ、何となくページをめくっていただけなのだ。
司会者が任意のページを開き、適当に2行ほど読み、話の展開を聞くと、少女はすらすらと淀みなく、その続きの文面を答えたのだ。まるで1ページからラストまで丸暗記しているかのように、どのページでもた正しく答えたのだ。本の中のその部分をカメラが追って画面にアップするのだが、一言一句内容に間違いがない。
つぎに、少女の顔に特殊カメラを装置してその焦点を追う。少女の眼は各ページの中央よりやや上を上下しながらハイスピードで横に動いていく。
バカチョンカメラでパチパチとリズミカルに撮りまくっている感じである。
多分、ページ数まで映像となってファイルされているのだろう。三3分一冊、インスタントラーメンの出来上りと同時間。結婚式の主賓のスピーチよりはるかに短い。
速読塾なるものも始まったとか。近い将来小学校の正式課目に採用されたらどうなるか。
まず書店が恐慌となる。子供たちは絶対に本を買わない。10分の立ち読みで3冊は読破し三十30分で10冊、3時間も書店にうろちょろすれば厚手の本60冊、マンガなどは100冊も読みまくってしまう。これでは商売にならない。
そこで、書店側も対抗策を考える。
子供が読みそうな本はすべてビニールをかぶせたり袋とじにしたりする。ビニールをかぶせた本を子供用という常識が定着するからアダルト用のビニ本を間違えて子供が買おうとする。いや、間違えたふりして強引に買っていく子供もいる。それで、アダルト用書物はビニールにかぶせてはいけない法律ができる。そうなると誰も買わなくなる。立ち読みで読み立ちになったりする。


読書ストレスー2

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

読書ストレス-2

読書法のテクニック
はや
最近、世界的に速読法が流行っている。
理屈は単純、映像全盛時代を反映してのハイテクニック。眼はカメラのレンズ、網膜がフィルム、読書は一頁ごとにシャッターを一枚ずつ切り、網膜に映像を焼きつける。
親しい友人にK氏という某民間テレビ局のプロデューサー氏がいて、この速読法に興味を持った。テレビ関係というと、大概は軽薄速断風潮を感じとる人も多いと思うがK氏は一般でいうテレビ人間とは一味も二味も違っている。なにしろ、物事に対する関心の持ち方からすでに変っている。徹底した凝り性なのだ。
医師になりたいという少年時代の夢を満たすために医学コースのある大学の高等科に入学、産婦人科がないと知るやたちまち進路変更(これは私の想像につきお赦しあれ)、写真学校に入ってモデル撮影に凝る(これも私の想像)、卒業後、難関を突破して某テレビ局に見事に入社、社会教養部などという堅い名称の部に配置され、政治やドラマを経て、モーニング・ワイドショーなる社会派から芸能まで、あらゆるジャンルを扱う幅広い番組を担当、本人も自分が硬派か軟派か分らなくなったというが無理もない。なにしろ、選挙を担当させられ、苦労して視聴率ダントツだった直後に特番で二時間のお笑いもの、頭の中が「笑っていいとも」になっても当然だ。しかも、それらを平然とやり遂げて視聴率男の異名を保持するのだからテレビマンとして凄い手腕なのだ。
そのK氏、知的欲望にどん欲で未知の分野の開拓に余念がなく、世界中、どこにでもとび出していく。
その当時はすでに、共産圏では瞑想高速学習法があり世界各地で研究されていることをキャッチし取材および体験学習を始めていた。さらにK氏は韓国その他で速読法が研究されつつあることを知ったK氏は、それから幾度か海外取材に飛び歩いた。
K氏の番組でも韓国の少年が記憶術、日本の少女が魔法のような速読術を披露して、視聴者をおおいに驚かせたものである。


読書ストレス-1

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

読書ストレス-1

”畜生! 読書の話さえなけりゃ”

読書というと、季節は秋、虫の音に誘われて書物をひもとき読書三味幽玄の世界に酔う。
というつもりで書店の外交員の口車に乗せられ某社刊日本古典文学大系全六十六巻を始め、世界教養全集三十八巻、世界名作全集五十巻他有名作家の各全集その他もろもろの分厚い書籍が室内を占拠、その実、まるで読んでいない。これが並の人と思われる。
持っているのと読んでいるのでは天と地、月とスッポン、西武とロッテである。
ふとした機会に拙文を目にしたという才媛と知り合った。たまたまある婦人誌に寄稿していた頃出会い、食事をし映画鑑賞というところまで進展し、今一歩というところまで辿りついた。
従来私めは女人に至極臆病で控え目愛妻家なので、今一歩といっても深い仲になろうという野心ではなく、あくまで散歩に出ようとの今一歩なのだが、大概は誤解される。誤解されるぐらいなら実践を……と思った矢先のデートで、「最近はどのようなご本をお読みですか?」と静かにしかも何気ない笑顔で質問された。
ここは胸を張って 「シチリアの恋人」などというべきだったが、よせばいいのに、「『古戦場・武田軍記』と『日本刀を語る』、それに山本周五郎ものに凝っています」
「読書としては?」
彼女は山本周五郎ものを読書と認めなかったのか、今でも疑問が残っている。
当方がいい淀んで口の中でもごもごいうと、
「わたし、いま、レイモンド・カーヴァーに注目していますが、魅力的な作風ですわね」
「ハア」
「原書を何冊か入手しましたが、お読みになります?」
それから約三十分、それまで通過していなかった書物に関する会話で当方の無知識無才能無学軽薄単純さ加減が洗いざらい表にさらされたが、そこは才女、さすがに追い打ちをかけて傷口を広げようとはしないで、さり気なく、「今夜は私が勝手なおしゃべりを申しあげてご免なさい。つぎの機会は是非、お話を聞かせて下さいます?」
で、つぎの機会はない。先方に会う気がなくなったからである。
すれ違いというものは恐ろしい。それまでの相互理解協調ムードは読書の話で一瞬にしてけし飛んでしまった。
当方は吉川英治作品集を熱っぽく語るが、先方はとんと反応を示さない。
成人後初めて読破した本が「宮本武蔵五巻プラス別巻の随筆一巻」だっただけにこれの青春を語るように吉川英治の語る武蔵像、お通、又八、お杉おばば、それはまさしく私自身への青春讃歌だったが、それも無視された。森鴎外すら彼女には評価されていない。
彼女はもっばらサガン、サルトル、ジッド、マルロー、ミラーを語り、当方は子母沢寛や長谷川伸、永井荷風等で無視される。
これほどのすれ違いも珍しい。
「畜生、読書の話さえなけりゃ」とは腹の中。

(注)半世紀以上昔の恥じ話です。お許しあれ(村長)


休日ストレス-4

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

休日ストレス-4

 こうなるともはや絶望、必死で働き同僚に負けない工夫をするか、世界は広いとばかり転身するか、趣味、道楽に逃げ道を求めるか、どうにでもなれとばかり自暴自棄になる。
会社は一体感を裏切り、社員は会社にしがみつこうとする。これはもう振られた女にしがみつくモテない男の哀れな恋物語りにそっくり。休日だろうが平日だろうが惚れて通えば千里も一里、休日に家にいるということは失恋していることと同じ状態になる。
家でのんびり休養となれば、身体も休まりつぎの過から活力が増すというのに何たること。オーストラリアの医学者フランクルは仕事がない日曜日になると一日中へたりこんで、テレビの前でゴロ寝で無為にすごす徒を「日曜神経症」と名付け、一種のノイローゼとした。
さあ、大変、前述のデータを見る限りにおいては一位がテレビ・ラジオ、二位が休養・休息、となるとなんのことはない日本国民は「休日ストレス」どころか「休日神経症」そのものではないか。
ストレスが高まると、肩こり、耳鳴り、胃の痛み、不眠症などの不定愁訴以外にも沢山の病 気予備軍的症状がゾロゾロと現われてくる。それを見分けるのは実に簡単、週末に疲れるのは当然だが、なんと休日にゴロ寝して十分休養をとったはずなのに、月曜日にそのゾロゾロが出て倦怠感、心理的疲労感でゆう鬱になるというタイプ。
なんと、一週間でもっとも疲労の多いのが月曜日と答えるサラリーマンが30%、例え、それが土曜・日曜と二晩続いたスキンシップサービスの疲れだったとしても情けない話ではないか。もっとも、どんな好きな道でも義理でするということはしんどいし、ストレスの原因となのはゴルフ、麻雀の話をもち出すまでもない。
そうかといって、家庭がなければ「休日ストレス」はない、とばかりに会社に泊りこみ、毛布にくるまって机の下、インスタントラーメンで朝・昼・晩・・・これではまるでゴキブリだ。
某銀行の係長氏、三十半ばで独身、理屈っぽい結婚問題で相談に来てストレスに話がおよび、「会社勤務が辛い、このままでは寿命が縮まる」
ここで小生はふと気付いたことがある。長寿村についてである。
南米はビルカバンバ、ソ連のコーカサス、日本の隠岐島や八丈島、なるほど長寿村には会社がない。それに「休日ストレス」もない。そうだ、会社がなくて収入だけある方法を考えればいいだけだ…・‥ん?
この項終わり
(注)この時代はバブル華やかな企業戦士全盛期でNETはまだ芽を出したばかりでした。


休日ストレス-3

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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 花見正樹のストレス・エッセイ

休日ストレス-3

俺はだんぜんこんなこと許せん、仕事だ、仕事こそ人生なのだ、と休日出勤。大、ぽつんと出社して片っばしから書類整理と勇み、あるいは悲壮な面持ちで守衛に挨拶、「今日はごゆっくりですね」などと不思議な言葉を投げかけられてオフィスに入ると「お早う」と見慣れた全男性社員の視線がいっせいに入口を向いている。
思わず上司の席に向かって、「遅くなりました」と腰を折り小声で「電車が遅れまして」などとぷつぷついい、小さくなって己れのデスクへ……もはや狂気のさた。
ついでに余暇におけるスポーツは、男女ともだんぜん一位は散歩、二位はラジオ体操、三位はガクンと落ちて男が野球、女はバレーボール、あとは男が釣り、ゴルフ、女はドライブ……ドライブはスポーツか? しかも助手席で居眠りしていて。
寿命を延ばすには……
さて、世界に冠たる日本産業株式会社今までの中小企業繁栄ノウハウは、

1、同じ釜の飯を食うものは一心同休
2、同じ会社内は家族同然。
3、その家族もまた家族同然
4、会社は二流の規模でも内容は一流に充分なれる
5、エネルギーは社内の一体感から
6、社内の人間の信頼関係が活気を生む
7、社内全員の目的意識を明確にすることにより、外部との競合に勝つ
8、高度成長より安定成長でも生き残れる
9、終身雇用制
10、たて型昇進制

などなど人情主体の生き方が建て前。
まあ、このまま進めばどうということもないが、高度成長、安定成長、ゼロ成長とグラフが下降するとなるともはや余裕はない。終身雇用どころかたちまち日本的家族主義温情馴れ合い体制をかなぐり捨てて、さっさと近代的ドライ合理的合法主義契約に変身変心、会社は社員を裏切るのである。


休日ストレスー1

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

休日ストレス-1

 学校が休みの学生でガールフレンド、ボーイフレンドがいない場合は終日よく眠る。休日を眠り続けてしまえば休日ストレスはない。
予算を使い果たして買いものもままならぬ主婦は毎日が休日、よろめきドラマを見てお茶とお菓子では太るばかりでストレスはなおたまる。働きバチ民族の中年男どもは休日の利用法が下手どころか、平日は上司と同僚、休日は賢妻と子供の板ばさみ、家庭サービスで心身くたくたか粗大ゴミ扱いのいずれかで精神的に安まるひまもない。
これが停年後などとなるとなお哀れである。
定年退職しての「出社に及ばず」となった初日、どのように過ごすだろうか。
まず、一度目覚めて、出社無用と知り二度寝、昼までゆっくり寝具にぬくぬくとくるまって天井を眺めたり、枕元のタバコに手をのばしたりひっこめたり、そのうちうとうとしながら「おい、お茶と新聞!」とどなったりする。
「ハーイ」と甲斐甲斐しくエプロン姿の若妻が、香りも豊かな掩れたての伽排をトレーに、新聞を小脇に抱えて満面に笑みを
たたえて小走りに躯け寄って来る。 年齢差三十五歳ぐらいの再婚で得た妻のてを、ぐっとひき寄せると、恥じらいを秘めた初々しい頼が接近する。
と思ったとんに、
「あんた、なにすんのさ」
だみ声に驚いて目を覚ますと、あろうことか、枕元に立つ老妻の衣類の裾などをつかんでいて、見上げると、鬼のようなっ顔の恐ろしい目に睨まれている。いくら会社勤めが辛かったといっても、こんな恐ろしい表情で睨みつける上司には出会っていない。
思わず知らず手を離し、
「済いません」
などといい、二度寝でつい「出社無用」を放念し、布団からとび起きて身仕度もそこそこに、安全カミソリなのに頬に切り傷をつけるところもいつもと同じ、無言で卓上に用意された一膳飯を味噌汁と梅干し干物などでかきこむところも一緒、「遅刻だ」と呟きながら駅に急いでガランとした電車にとび乗って座席に座ってから「出社無用」に気がついて愕然とする。
「そうか、昨日で停年退職だったんだ」
こんな経験ありませんか?
ない? でしたら正常です。


孤独ストレス-4

 「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

孤独ストレス-4
“孤独ということは、自由と同意語である。

孤独とは何だ。何が孤独だ。
自分を含めて皆、甘えの構造、誰かが青い小鳥を運んでくれるのを鳥カゴを開いて待っている。
自分が青い烏になればいいのに。
「幸せの種をまき散らせばいい」
さる有名広告代理店参事氏、身を乗り出して体験談を語り出した。
学生時代はガリ勉まじめ人間だった反動か、会社人間になっての一、二年、顧客接待で銀座や赤坂、六本木と飲み歩く内に、遊びを覚えてしまいあちこちで種まきをして歩いた。相思相愛と思っていた赤坂のクラブの女性が、ある日妊娠を告げた、という。
で、給料前借り見舞金、拝み倒して何とか始末を、と泣き落したら、彼女は翌日から店に出ず、退店したとのことである。
彼の胸は痛んだ。結婚してやるのが本筋だったか、一時的には出世の妨げになっても、彼女はいい女房になったのではないか。二人は幸せになれたのではないか、と悔いが残る。
ところが赤坂のママさん日く。
「あの子、めいっばいお客さん騙してお金集めて逃げちゃったのよね」
ウソだっ! と腹の中が煮え湯でたぎったが、冷めてみると空しさやるせなさ、孤独感だけが残った、という。結局、遊んでも遊ばれても孤独ストレスからは逃れられないのだ。こんな思い、男なら一度や二度は・・・いや、私は経験していない、絶対に!

「山好きは孤独に強い」という。登山部の女性というとそれだけで熊も驚いて逃げ出しそうなす態モドキ顔を想像し、なるはど孤独に強いんだろうな、と妙に納得してしまう。
「海好きは孤独に弱い」という。「海が好きよ」、肌のきれいなⅤカットの水着がよく似合う足のすらっとした女性を想像する。多分、おからだに自信がお有りなのだろう、と考える。ちなみに私は若いとき、山男から川男に転向したがモテなかった、海男になるべきだったのだ。
孤独に強くなるにはまずモテないことが大切である。モテなければ耐えることを知る。間遠ってもモテてはいけないのである。
深夜映画のテレビも消え、酒も切れてタバコもあと一本、月末近い給料日前の金曜から土曜日へ、闇の天井を睨みながら「一人はいい、自由でいい、誰にも束縛されないでいい」と呟き、枕を抱えながら「今度こそ、あの娘を落して見せるぞ」と決意新たな再出発を誓い相変らずモテる夢を描くのも孤独なればこそ、孤独だから自由なのだ。


孤独ストレス-3

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

孤独ストレス-3
“孤独ということは、自由と同意語である。

アイドル歌手が自殺をした。
その後を追うように各地で若い女性の自殺が続き、危険な社会現象としてマスコミでも警鐘を鳴らし連鎖は止んだ。
彼女は幼いときから歌手になりたくて必死で頑張り歌手になった。ここででまず目的は果した。
有名になりたかった。有名になった。お金も人よりは欲しかった。そうなった。愛情も欲しかった。特定の人の、愛されていると信じるひとときがあった。
だが、この男は他の女性と婚約した。彼女は裏切られ、捨てられたと思った。だから死んだ。
どうにも理解できにくい精神構造だが、それしか選択がなかったのかも知れない。
両親、身内、スタッフ、ファン、その存在はどうなるのか、その人達に囲まれていても孤独なのか。
女の孤独、男の孤独。「いい女は離婚する」という本があった。「男は離婚で磨かれる」という本もある。男も女もときには孤独を求めているのだ。しかし、孤独には耐え切れない。
とすると、人生そのものが孤独をめぐる葛藤ではないかと思えてくる。
孤独な女を措いた高橋たか子女史の 『ロンリーウーマン』の中でのせりふ。
「それでは、君は何で生きてるのか」
「死ぬ理由がないからよ」
「いい加減ないいかたをするね」
「でも本当、それがいちばん誠実な仙合だわ」
『ミスターグッドバーを探して』という映画では、ろうあ学校の女教師が、夜になると孤独に耐えられず知性と教養をかなぐり捨て、酒場に通いセックスを求めて男をあさる。
ストレスという観点からみても、孤独での人間不信、愛情飢餓、将来への不安からくる葛藤は、悩みを増幅させ消化器や自律神経に悪影響を与え、多種多彩な疾病を生む。人は孤独になると異性を求めるという。
ここからは私が開いていた結婚相談所での悩み相談、その中で三本の指に入るワースト過去、あまりに悲惨なので未だに多少の誇張や創作の混入を疑ってはみたが満更作り話ではなさそうなのでここに載せる。
ある商社勤務のOL、二十三歳。十九歳で初体験、その後、数人の男性体験あり。そして、私の結婚相談所に現れた時は28歳、彼女は付き合っている男性がいるにも関らず、孤独に耐えられないから結婚したいという。誰でもいい。男は誰でも同じだからと真面目な表情でいう。
学生時代、ウインドウショッピング中、キザっぼい男に付きまとわれたので手をふり払って洋品店に逃げこんだところ、相手が店の中まで追いかけて来た。それに気付いた店長がその男を突き出し追い返したまではいい。
その店長に心許して交際し初体験。のめりこんだところで彼には妻がいたと知る。それをなじると、彼は平然と「別れよう」。
初めての男と別れる辛さを聞いてくれた学校の先輩、すすり泣く彼女を抱えるようにラブホテルヘ。彼女はまた別の意味ですすり泣く。この人なら信頼できると彼女は信じた。
ところがこの先輩、小遣いせびりでしたい放題勝手気ままなヒモ気取り、ときには暴力もふるう。その仲が男の卒業期まで続いた。男が社会人になったとたん縁が切れた。給料取りになったのでヒモを卒業したのだ。
その後、転職で世話になった出身地の議員秘書に言葉巧みに誘われて結ばれたが彼に誠意はなく、まるで娼婦でも扱うようにしか彼女に接しない。転職先の職場にも電話が来る。自分の都合だけで彼女の住むアパートに真夜中訪れたりもする。彼女は再三絶縁を申し出るが、男は図々しく開き直って聞き入れない。
思いあまってあ職場の上司に秘密裏に相談した。さすがに上司は正義の味方、彼女の手引で男と面談、秘書の雇い主である議員の名にも傷が付くが、それでいいのかと理路整然と説得して絶縁を確約させ彼女の危機を救った。
しかし、正義の味方のはずの上司が、議員秘書との絶縁の御礼に出した条件は「一回だけの親密交際」、この一回だけが二回三回と続いてる間に彼女は考えた。こんな生活をしていたら心も身体もボロボロになってしまう。
「そうだ、結婚しよう!」
こうして彼女は私の経営する「結婚相談所でお見合いを何度か繰り返し、無事に銀行で管理職を勤める品のいい婚期遅れ男性と結婚、平凡ではあるが幸せな生活で女児を産み、一家の写真を載せた年賀状を私に送ってくる。その幸せそうな表情には過去の翳りなどどこにも見当たらない。


孤独ストレス-2

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

孤独ストレス-2
“孤独ということは、自由と同意語である。
若い女性の死。若い生命。もったいない話だ。これは男性なら誰しも感じたことであろう。
これが「八十二歳、老衰に耐えられず二階の窓からとび降り、入れ歯がのどにつかえて死亡」などでは、誰も真似しないし流行らない。
ところが、冗談ではなく老人の自殺も多い。みな孤独なのだ。
「甘ったれるな、人間は生れてから死ぬまで孤独なのが本来の姿だ」
という声も聞こえる。
自殺などもっての外、今は福祉社会ではないか、官民一体となって:・…。
ところがである。ある官庁職員の死亡原因のなんと二位が自殺、職員の数も多いが年間に数百人が自殺するというから驚く。
しかし、民間の会社でも一応成長がストップし組織はマンネリでマンモス化、どうしたら人 員を減らすことが出来るかと陰々滅々肩叩きなどに励み、せっせと机を窓際に並べている会社は、さあどうぞ、その窓から思いきって、と囁きかけているのと同じこと、なかには死因の一位が一時期自殺と出た会社もある。
孤独なのだ。だからどうした。孤独だから人生はいいのだ、と開き直る。
孤独というのは、たった一人ということ。個性は一人だから発揮できる。一人だから友を求め、酒を求め、女を求める。一人だから自由がある。
孤独ということは、自由と同意語である。
言葉を換えて「さあ自由だ!」とのびのび大きく手をのばし、女房、子供、会社を忘れて旅に出る。サラリーマンは本来、気楽なはずだ。
孤独に耐えられず自殺するなどとんでもない。人間関係のしがらみに耐えられず自殺している心の弱さが本当の姿ではないか。
嫌な奴と生活圏を共にするのは辛いもの、同じ部屋の空気を吸うなどは嫌なことだ。しかし世の中、反面教師は必要、嫌な奴の横顔を睨みつけながら、そうならないようにすれば人から好かれるはずである、と考える。
人から好かれたいという思いは誰にもある。人から愛されたいと願う気持もよく分かる。
好かれれば満足、愛されれば満足なのか。


孤独ストレス-1

「長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです」
ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!
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花見正樹のストレス・エッセイ

孤独ストレス-1
“孤独ということは、自由と同意語である。

あとをたたぬ自殺の不思議”
 かなり古い話だが岡田有希子というアイドルタレントが自殺した。
もったいない話だ。
人気タレントで十八歳、番茶も出花、鬼も十八どころかアイドル十八、これからが人生というところで命を絶つ。しかも、彼女の後を追って全国各地で同じ年頃の少女たちが死に急いだ。
死んで花実が咲くものか、というのは彼女たちの心を理解できない立場の人、精神的に未熟な少女が「さり気なく優しくて、年輩のキザな人」に恋をし捨てられて傷つかぬはずはない。
ましてや、一人でいると落ちこんで暗い気分になり、ウツ状態になるのを自分でも知っていればこそ、年上の頼り甲斐のある男性に心のよりどころを求めたとしても不思議はない。
ところが、ファンの乙女たちまでそんな精神的に未熟な少女タレントに夢を託してタレント同化現象を起し、自殺まで真似て決行するとなるとおだやかではない。
彼女たちは同世代のアイドルのサクセスストーリーに一体化し、あたかも自分の分身が活躍しているかのように一喜一憂し、受験戦争などの憂さを吹きとばそうとする。
ブラウン管やスクリーンに登場するごひいきアイドルと自分が一体となって活躍している雰囲気を味わっていたとしたら、アイドルの死はすなわち自分の死にも価する。
アイドル有希子の死は、ファンの大学生や高校生の男性諸君にも大きな影響を残した。
チョコレート、石けん、化粧品、火災予防ポスターなどCMの他、雑誌にも続々登場、日本
歌謡大賞他覚沢山、レコード百五十万枚。
それが突然不慮の死。
さあ、若者諸君、どうする。
しかも同世代の若い純真な娘たちが道連れになって消滅している。


対人ストレス-2

 長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです。

ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!

花見正樹のストレス・エッセイ

対人ストレス-2

妙手の発見が第一

さて、かの有名なセリエ博士のストレス学説のイロハによると、成人病や現代病のはとんどすべてが、日常生活の中でのストレスという刺激から起因するといわれるだけに、さらにその原因となるストレッサー(因子)を探り出し、それを撲滅するか、なだめすかして軟化させるか、なんとか成人病予防のための手段を考えねばならないのは当然の理。なれば、まず、対人ストレスにしても相手あることだけに、その対応策に妙手を発見することが第一、そこで実例を、ということになる。
中央区丸の内にある帝国ホテルといえば、かつて国際的にも知られた旧名門ホテルだが、最近それ以上に有名なのが隣接のツインタワービル、そのビルの上階のかなりのスペースを占拠するA社、前身は化学系会社だが、今は多角経営で医薬から食品等多方面にわたり事業展開は急、発展途上国から先進国へと躍り出たところ、今や上層部の鼻息は荒い。
社内の機構改革もめまぐるしく、デスクの移動などは日常茶飯事、一日休んだら机が窓際に転居など枚挙にいとまがない。
しかも、ピカピカの机の上には、デーンとOA端末機、ナニ様のつもりでか「控えーい」とばかりにふんぞり返っている。
中年男性出世イマイチ組にとって、まったく憎っくきは、このコンピュータなる代物、あのディスプレイは必ず上向き85度あたりでふんぞり返っているから生意気、たまには礼節を尊びおとなしくお辞儀をしていろ、といいたくもなる。
A社の場合は技術革新の波もさることながら、組織改革による人間関係の急激な変化による精神的・身体的疲労の蓄積に耐え切れない社員が多発しているから問題である。
人生相談付ストレス解消サロンである私の銀座オフィスに出入りしている方の中で人間関係の葛藤が顕著ナンバーワンなのが、このA社であることはまぎれもない事実。技術革新や情報革命などは時間と努力で克服できるが、どうも人間の好き嫌い、相性のまったく合わない同志の慣れ合いは難点の多いもの、時間の経過とともにむしろ悪化する一方だから始末が悪い。
A杜営業部勤務のK氏は元部長代理、部下にやり手の課長がいた。業務成績抜群でタフ、上下の信頼も厚い。ことあるごとに社内会議で優良社員として例に上がる。
そこで本来はK氏の株が上昇して然るべきなのに、生憎と社内では部下の人気が上がるにつれてK氏は無力との評価、同僚との折合いも悪く、上司も部下と直結してK氏はツンボ桟橋、重役会での評価もK氏に冷たく、ある日、突然の辞令で、部下のT課長が部長に二段とびで昇格、一気にK氏の上司になったのである。
晴天のへきれき、脳天の打撃、それからの日々はK氏にとっては地獄の沙汰。毎日神経くたくた、ズボンよれよれで、深酒ハシゴで深夜のご帰館、夫婦仲も一気に悪化、社内の人間が皆、敵に見えるだけでなく、家族の視線さえも冷ややかに見え、深夜、団地のドアを叩くと隣家の住民が戸を開けて睨む目つきも気にくわない。
というわけで、人に会うのが嫌になり、前述の如く出社拒否症、私のオフィスに逃げ込んで来た。
話を聞いてみると、とに角まじめ人間であることは確か。会社を休んだことが気になり、子供との野球観戦の約束をホゴにしたことが気になり、妻と週二ペースの約束が果たせないことが気になり、という具合になにもかもが気になるばかり、これではストレスどころかノイロー ゼ症状、通院一歩手前ということも間違いない。
しかも、どれもこれもがつまらないことばかりなのに気づかない。一生という長丁場で考えたら一時期の出世レースで遅れをとったからとて何の嘆くことがあ  ろうか。
「ヤセ馬の先っ走りということもありますよ」から始まって、「私など週二どころか、さっぱりですよ」というあたりから、徐々にA氏の顔色に赤味がさし、水割りを飲み、豪雨と落雷,小鳥のさえずりにいたる自然音のカセットを聞いている内に、どうやら自分をとり戻したようす。当然ながら顔も上向きになり、本来の倣慢さもチラチラ視えかくれする。
「仕事よりも周囲の人間関係の改善が必要なときかも知れませんが、逆に、周囲など気にせずー生懸命、一つ一つ自分の仕事を固めることに専念してみてください。仕事が終わったら、あとは仕事を忘れて本気で遊ぶことも必要ですよ」      一、一( ストレスには仕事のし過ぎなどによる疲労からの内面的ストレスと、欲求不満などによる外的ストレスがあり、K氏の場合は、出世欲と競走意識による人的葛藤の外的ストレスと、まじめ人間特有の内的ストレスの両面からの苦悩がプレッシャーとなってのしかかっていたものです。
今、K氏は奥さんと週二ペースに戻って、会社ではマイペース、終業後は新たな飲み仲間と大いに羽を伸ばしている、と聞く。


 対人ストレス-1

ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!

花見正樹のストレス・エッセイ

 

ストレス解消、病気知らずで楽しく長寿!

花見正樹のストレス・エッセイ

対人ストレス-1

”対人恐怖症で行方不明〃

出勤途上、満員電車の吊り皮にぶら下がって窓外の景色を眺めながら、(このまま、会社へなど行かずにどこか遠くの知らない土地へでも行けたらなあ……) と、考えたことのある人は多いと思う。で、そんなことを考えるときはまず、どんな理由があるにせよ人間嫌いになっているのは間違いない。
顔を見るのも嫌な上司がいる、とか、ネチネチと小理屈をいう部下がいる、あるいは言い寄って口説こうとして、はっペたを叩かれた基丁句、人前で大恥をかかされたOLがいる、とか……。

さて、実話風例えばの話だが、ある朝、千葉県の首都圏やや外れ、田園風景の村から総武線などにゆられて東京駅、そこではき出されたとたん、都会のスモッグの臭い、そこで、すでに勤労意欲を失っている。
会社は東京駅ビル側、大手町のビル街にある。
家を出るとき暗緑色だった気分が、電車にゆられて灰色に変化、東京駅のホームにおり立ったときは虚ろな大脳、もつれた足元、やつれた表情、ふらふらと階段を昇降している内に、いつの間にか湘南電車の窓ぎわ族となっている不思議。
 品川を過ぎて車内検札があったりして、一応大船あたりまでのチケットにして、その辺りでジクジクと心が痛み、(今日は、凸凹商事のクレームをなんとかしなければならない日だったんだ。俺がいないと多分、イヤミな上司が腹の中を煮えくり返しながらムキになって相手と怒鳴り合うに違いない。
ああ、そのツケはそっくり明日……)、そう思ったとたん、心臓ドキドキ、顔面蒼白、窓外を走る建物や街並に爆弾でも投げこみたい気分になるか、窓から思いきってとび降りたい衝動にかられる、こともある。
多摩川の鉄橋を渡り、いよいよ神奈川県、なにやら胸のつかえがおり、肩の緊張がほぐれたような気になる。
車窓の景色に緑が多くなる頃は、ほんの少しだけ気分が晴れやかになる。
当然ながら、窓からとび降りることなど考えなくなり、会社のことも気にならず、上司など念頭にも浮かばない。
ふと、自分より後から乗って隣りの座席に座った若い女性が居眠りをしながら肩にもたれかかる肌のぬくもりを感じ、柔らかくそよぐ長い黒髪のくすぐりや、オピニウムの甘い香りなどに眠っていた青春の血を騒がせたりする。        男性としての機能が突如目覚め、それがまた別のストレになってアドレナリンを放出させ、刺激となって血糖値を高め、
また、胸の鼓動が早鐘を打ちはじめる。
それとなく腕を寄せてみる。意外に冷たい肌をしているな、と思ったとたんに、娘がバッと身体を離し、目を見開き、冷たい視線で男を見る。その目は明らかに「中年男被害妄想ストレス」か「中年男=痴漢予備軍発想ストレス」であり、当然ながら敵意に満ちている。
で、その娘のただごとならぬ挙動を見た周囲の乗客は、何事ならんと立ち上がって男を眺め、娘に睨まれた中年男は大悲哀を、弱りかかった奥歯にかみしめてじ一っと屈辱に耐えて瞑目し、つぎの駅で降りる算段をしていたりする。
実に他愛ないものだが、もはや、この男から女性恐怖症、対人ストレスはぬぐい難いものとなってのしかかっているはず。しかも、そのまま行方不明になったりして‥…・。ああ恐い。

これが対人ストレスに縁のない、至極健康健全な普通の男だとすると、まず間違いなく「どちらまで?」とか、話しかけて、旅のつれづれを楽しむゆとりもあるのだが、対人ストレスが高まっているときは、すなおに言葉が出ないもの、対人ストレスの傾向がある人は、異性に対しての言動もオドオドとなり、まず正面からのアタックが功を奏することもない。
つづく

”対人恐怖症で行方不明〃

出勤途上、満員電車の吊り皮にぶら下がって窓外の景色を眺めながら、(このまま、会社へなど行かずにどこか遠くの知らない土地へでも行けたらなあ……) と、考えたことのある人は多いと思う。で、そんなことを考えるときはまず、どんな理由があるにせよ人間嫌いになっているのは間違いない。
顔を見るのも嫌な上司がいる、とか、ネチネチと小理屈をいう部下がいる、あるいは言い寄って口説こうとして、はっペたを叩かれた基丁句、人前で大恥をかかされたOLがいる、とか……。

さて、実話風例えばの話だが、ある朝、千葉県の首都圏やや外れ、田園風景の村から総武線などにゆられて東京駅、そこではき出されたとたん、都会のスモッグの臭い、そこで、すでに勤労意欲を失っている。
会社は東京駅ビル側、大手町のビル街にある。
家を出るとき暗緑色だった気分が、電車にゆられて灰色に変化、東京駅のホームにおり立ったときは虚ろな大脳、もつれた足元、やつれた表情、ふらふらと階段を昇降している内に、いつの間にか湘南電車の窓ぎわ族となっている不思議。
品川を過ぎて車内検札があったりして、一応大船あたりまでのチケットにして、その辺りでジクジクと心が痛み、(今日は、凸凹商事のクレームをなんとかしなければならない日だったんだ。俺がいないと多分、イヤミな上司が腹の中を煮えくり返しながらムキになって相手と怒鳴り合うに違いない。
ああ、そのツケはそっくり明日……)、そう思ったとたん、心臓ドキドキ、顔面蒼白、窓外を走る建物や街並に爆弾でも投げこみたい気分になるか、窓から思いきってとび降りたい衝動にかられる、こともある。
多摩川の鉄橋を渡り、いよいよ神奈川県、なにやら胸のつかえがおり、肩の緊張がほぐれたような気になる。
車窓の景色に緑が多くなる頃は、ほんの少しだけ気分が晴れやかになる。
当然ながら、窓からとび降りることなど考えなくなり、会社のことも気にならず、上司など念頭にも浮かばない。
ふと、自分より後から乗って隣りの座席に座った若い女性が居眠りをしながら肩にもたれかかる肌のぬくもりを感じ、柔らかくそよぐ長い黒髪のくすぐりや、オピニウムの甘い香りなどに眠っていた青春の血を騒がせたりする。        男性としての機能が突如目覚め、それがまた別のストレになってアドレナリンを放出させ、刺激となって血糖値を高め、
また、胸の鼓動が早鐘を打ちはじめる。
それとなく腕を寄せてみる。意外に冷たい肌をしているな、と思ったとたんに、娘がバッと身体を離し、目を見開き、冷たい視線で男を見る。その目は明らかに「中年男被害妄想ストレス」か「中年男=痴漢予備軍発想ストレス」であり、当然ながら敵意に満ちている。
で、その娘のただごとならぬ挙動を見た周囲の乗客は、何事ならんと立ち上がって男を眺め、娘に睨まれた中年男は大悲哀を、弱りかかった奥歯にかみしめてじ一っと屈辱に耐えて瞑目し、つぎの駅で降りる算段をしていたりする。
実に他愛ないものだが、もはや、この男から女性恐怖症、対人ストレスはぬぐい難いものとなってのしかかっているはず。しかも、そのまま行方不明になったりして‥…・。ああ恐い。

これが対人ストレスに縁のない、至極健康健全な普通の男だとすると、まず間違いなく「どちらまで?」とか、話しかけて、旅のつれづれを楽しむゆとりもあるのだが、対人ストレスが高まっているときは、すなおに言葉が出ないもの、対人ストレスの傾向がある人は、異性に対しての言動もオドオドとなり、まず正面からのアタックが功を奏することもない。
つづく


4、手軽に出来るストレス発散法ー7

キャッチフレーズ、村長の一言は、上部にありますのでクリックしてください。

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

4、手軽に出来るストレス発散法ー7

ストレスは長寿の敵といいながら、問題を見ただけでストレスになるストレスチェックで済みません。
毎回10問だったり20問だったり、今回はなんと30問です。
実は、この質問に意義があるのです。
内容は毎回すこしづつ違いますから解答も異なります。
しかも、その都度ご自分のストレスが気になりますから、ごく自然に対策も身につきます。
例えば、眠りが浅いことに気付けば、何とか深く眠る努力もします。
と、いう理由から今回は30問、甘くするか辛くするかは本人次第、100歳まで楽しい人生を!

あなたの今日現在のストレス度をチェック!

ストレス要因がいくつあるかを数えてください。
- - - - - -  ー ー ー ー

1、首や肩が凝りやすい。
2.胃の調子がよくない。
3.あまり食欲がない。
4.口が渇きやすい。
5.目が疲れやすい。
6.いつもイライラしている。
7.集中力が不足気味である。
8.記憶力が鈍っている。
9.いつもよりミスが多い。
10.根気がない。
11.自然に姿勢が悪くなる。
12.身体がだるい
13.何となく動作が鈍くなっている。
14.寝つきが悪い。
15.眠りが浅い。
16.ときどき動悸がする。
17.怒りやすくなっている。
18.何をしても消極的になる。
19.小さなことが気になる。
20.理解力がなくなっている。
21.何となく怠けたくなる。
22.物忘れがひどい。
23.精力が減退している。
24.人付き合いが嫌いになる。
25.衝動買いや散財癖が出る。
26.つい異常な行動をとってしまう。
27.計画性がなくなっている。
28.何事にも自信がない。
29.感情の起伏が鈍くなる。
30.将来が不安になる。
- - - - - - - -  - - - -
合計

さて、あなたはいくつイエスがありましたか?
30の質問のうち、イエスが5個までなら、ストレス度Aで正常、
健康面でもまず心配ありません。
6から10の方はストレス度B、気になるところだけでも対策を
講じればまず安全です。
11から15の方はストレス度C、少々心配ですね。心の疲労を
感じたら早目に休養を・・・体調がよければ好転します。
16から20の方はストレス度D、ストレスがかなり蓄積してい
ます。心の安らぎだけでなく身体の健康面も心配です。早めに休養
をとり、心身の回復をはかってください。
21から25の方はストレス度E,心身共に病んでいますからそ
のままにしてはいけません。専門家の指示を仰いで下さい。
26以上の方はストレス度F、心身の徹底治療をお勧めします。
この30の質問のうち、あなたの心臓をグサリと突き刺す質問も
あったかもしれません。
蓄積したストレスを解消する方法は、精神力を強化したり、スポ
ーツで汗を流したり、好きな趣味に熱中するなどと、様々な方法も
ありますが、やはり日常生活のリズムを規則正しく楽しいものにす
ることが一番です。


4、手軽に出来るストレス発散法-6

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「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

4、手軽に出来るストレス発散法ー6

今回は、過去にあった出来事で生活に密接したストレスについて考えてみます。
ここに用意した10の質問は、実生活上で一時的にストレスが高まりやすい項目を並べました。
しかも、全てが必要な項目ばかりです。
その上、どれもが善玉ストレスにも悪玉ストレスにもなり得る項目です。
これらは、何らかの形で、あなたも拘わったことがあるはずです。
喜び、悲しみ、あるいはほろ苦い思い出になるかもしれません。
下記10項目をみて、嫌な気持、胸騒ぎ、不快感があればそれが悪玉ストレス要因です。
その不快な
思い出が10ケの質問のうち幾つあるかを数えます。
つぎに、もう一度、今度は視点を変えて10項目でいくつ楽しい思い出があったか数えてください。
嫌な思い出の中にも楽しかった出来事もあったはずです。
同じ項目が両方のイエスに重なっても構いません。
極端にいえば、両方が10ケづつの日ともいる可能性もあります。
多かれ少なかれ、これらの項目は一時的にストレスになるからです。
いい方は善玉ストレス、悪い方は悪玉ストレスです。
それでは、二度、意識を変えて数え直してみてください。

1、初恋を含めて過去の恋愛体験を思い出すと?
2、受験、面接、そんなことを思い出すと?
3、過去に好きだった人と(片思い、配偶者も)別れたときの思い出は?
4、修学旅行、新婚旅行など旅行の思い出は?
5、学校、職場、会議や結婚披露宴、などでのスピーチの思い出は?
6、愛情面での欲求不満でのイライラに絡む思い出は?
7、好きな人とデートや電話での口論などの思い出は?
8、友人や恋人との誤解、勘違いなどの思い出は?
9、なんらかの約束事や大切な行事での失敗の思い出は?
10、自分の目標が思い通りに叶っているのかいないのか?

悪玉ストレスのイエスが善玉を上回った人は過去にこだわり過ぎです。
善玉ストレスのイエスが悪玉を上回った人はプラス思考で正常です。
この場合、数の多さは問題では有りません、どちらが多いかだけです。
これからもストレスをいっぱい味わって、それを楽しんで下さい。
ストレスから逃げずにストレスに打ち勝つ免疫をつけることが大切です。
この視点を変えてみる、考え方を変えてみるのがストレス解消のコツです。
ストレス解消法が身につけば健康で長寿に間違いありません。
是非、ストレス耐性をつけて日々を快適にお過ごしください。


4、手軽に出来るストレス発散法ー5

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「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

4、手軽に出来るストレス発散法ー5

以前、ストレス学の第一人者・藤井尚治博士(医師で法学博士)の指導で銀座のビルの一室で本邦初のストレス解消サロンをオープンした約40年前は、まだストレスが病気に直結する恐ろしさを全く知りませんでした。今では、ストレス過多が胃液の分泌に影響して胃潰瘍や十二指腸潰瘍を誘発するのは誰でも知っていますし、ストレスが血圧を上げたり不眠症の原因だったり、食べ過ぎ飲みすぎ太りすぎから病気予備軍になるのも常識ですが、それ以上に、ストレスが髙い人ほど「短命」ということも分かって来ています。
最近の生体化学では、脈拍が寿命を決めるという新説が発表されています。それによると、心臓の働きはゆっくり使えば長生きし、激しく使えば命が縮むといういたってシンプルな「ウサギとカメ」式研究結果です。ウサギの心拍数は異様に速いので短命、カメの心拍数は異様に遅いから長命、実に単純で分りやすい理論です。
さて、これを人間に当てはめまて両極を比較しますと、激しい運動は心拍を速め、瞑想は心拍数を遅くします。ところが運動しないと筋肉が衰えて内臓の働きが悪くなりますので体力が落ちて短命、結局、適度な運動は必要なのです。
理想は僧侶の生活です。荒行で運動もしますが座禅で瞑想もしますから平均心拍数は一般の人より遅いはずです。
さて、ストレスに触れますと、ストレスを抱えると心臓の鼓動が早くなり、そのストレスの度合いによっては平常時の3割も心拍数が増え緊張で筋肉も硬くなり肩凝り腰痛などの症状も出やすくなります。その上、風邪をひきやすくなったり、胃腸など内臓機能も弱ったりで病気に急接近します。したがって、ストレスだらけの人は長生きできない、という結論に達します。
とはいえ、これからの時代は、ストレスにいかに対応し、いかに耐えるか、ストレスを逆手にとりストレスをバネにして生き抜くのかという時代です。これからは好むと好まざるとに関わらず、ストレスと共存しなければ生きて行けません。
しかし、ストレスの症状がそのまま放置して重症になれば、心身症、ウツ、円形脱毛症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、心不全、脳卒中など命に拘わる病気もあります。ですから、取り返しのつかない状態になる前に、ストレス解消を心掛けねばならないのです。
それでもこの世の中、ストレスは、絶対になくならないのですから、ストレスをペットのように飼いならし、ストレスに対する耐久力を身につけることを心掛け、すことで、すことで、が出来るといい、ある人は、ストレスは闘牛場の中のようなもので、ただ真正面から闘うだけでなく、時には身をかわすテクニックを身に付けることも大切だともいいます。
たしかに、ストレスは日常の出来事の中で大なり小なり私たちに影響しますが、それを克復する気力があればこそ、向上心にもなり、やる気にもなるのです。
その、やる気を起こさせるストレスを善玉ストレスと考えて、むしろ歓迎してみてはいかがですか?
そう考えると、ストレスに対する考え方も変わってきます。
今までただ嫌っていたストレスが、善玉ストレスと悪玉ストレスに別れていて、悪玉が強く働けば気分も悪くなり、善玉が強い時は気にならない・・・こうなればストレスに負けないように意識して、ストレスと共存出来るようになれるはずです。
私がストレスを殆ど感じないのは、根っから鈍感なのか、ストレスと共存できるからか、どちらかだと思います。

(注)花見正樹の講演「手相と長寿」が11月3日(土)にあります。詳細はHP表紙の「お知らせ」で。


4、手軽に出来るストレス発散法ー4

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「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

4、手軽に出来るストレス発散法ー4

「あなたにとって、ストレスの原因となる三大要因は?」
この質問に対する答えはなかなか難しいはずです。ストレスは多種多様ですし、本音を言えないものもあるからです。
対人関係、金銭問題、仕事の悩み、夫婦不和、親子不和、家庭問題、愛情トラブル、健康不安、嫁姑問題、育児問題、親子不和、交通事故、介護疲れ、将来への不安、死の恐怖、友人間トラブル、仕事探し、性的欲求不満、思い通りにならない苛立ち、多忙、過労、不眠症、ウツ症状、怪我・・・こうして並べたててみると切りがありません。
それでも、人間関係、愛情問題、健康不安、金銭問題、夫婦不和などはつねにストレス要因の上位に位置します。
私は、「長寿にはストレスが大敵」と言い続け、いつも笑顔で過しストレス解消法などを人に伝えていますが、これはストレス解消法を身につけているからであってストレスをj感じないということではありません。かくも多くのストレス要因を完全制圧するには、それなりの努力と工夫が必要なことは理の当然なのです。
例えば、多くの人がストレス要因の上位に取上げる対人関係ですが、これは相手の性格を知って、相手に合わせた言動で対すれば、どんな相手でも全く苦にならず、苦手にもならないのです。それなのに、自分は自分だから、と誰とでも同じスタイルで自己種チィウを貫いて人と接したら、すくなくとも4人に一人は自分と合わない人がいても不思議はないのです。
ところが、相手の性格を知れば、多少の嫌なことでも「この人はこんな性格だから」と冷めた目で達観できて腹もたたないのです。
では、どうすれば相手の性格を知ることができるのか?
この問題だけは、何回でも繰り返して徹底して理解して頂きたい項目です。
対人関係をスムーズに保つには、相手の性格を知ることが一番近道だからです。
とくに、これから申し上げることは、私の成果かう改善の著書の中でも取り上げている大変重要なポイントなのです。
よく、2,3回しか会ったことのない人を、外見や話し方だけで判断しがちですが、これは危険です。
自分も勘違いしますし、相手の本当の姿を知らないうちの早合点では、お相手に対しても失礼にあたります。
第一印象というものは、つい服装などで決めていますが、これは意外に当てになりません。
まず初対面の時は、互いに緊張したり、相手を警戒して、自分のことも控えめにしがちです。
やはり何度かあって話をしているうちに、少しずつ気持がほぐれてお互いが心を開き、性格も分かっくるものです。
人というのは、付き合えば付き合うほど、時が経てば時が経つほど、長所も欠点もまる見えになってくるものです。
ただし、気が合う人であれば、短時間の内に互いによく理解し合える場合もあります。
それは共通の体験をしてみて本音の付き合いをすれば、すぐ分かります。
一緒に酒を飲む、釣りをする、山に登る、スポーツ、PTAで一緒、町内会、ラオケ、ボランティアをする・・・同じ体験、同じ行動を共にし、同じ釜の飯を食い、同じ感動を共にすると、自分と相手との相性(占い外)の良し悪しがよく分かります。そこで、自分とは会わないと思ったら絶対に深入りしないこと、これが人付き合いの極意の一つです。
なぜかというと、人間の好き嫌いは、気(脳波)が合うか合わないかという問題ですから、長く付き合っても合わない人とは合わないのです。

(注)花見正樹の講演「手相と長寿」が11月3日(土)にあります。詳細はHP表紙の「お知らせ」で。


4、手軽に出来るストレス発散法ー3

キャッチフレーズ、村長の一言は、上部にありますのでクリックしてください。

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

4、手軽に出来るストレス発散法ー3

前回は、ストレスを乞克服するための日常的な心掛けについて触れましたが、今回はその逆です。
ストレスに弱い人とはどのようなタイプなのか、それを列記してみます。
ただし、ここで特筆すべき点は、ストレスに弱い人=心の弱い人ではない、ということです。
普段は気丈で、誰が見ても気が強い人が、小さなストレスに心を病んで簡単に病気になることもあるのです。
まず、大きく分けて次の3種がストレスに弱い人です。
1、決断力が足りなくて何事も割り切れずにくよくよする人。
2、物事のけじめがつかず何事にも諦めが悪い人。
3、日々変化の多い現代生活にあって何事にも心の切り替えが遅い人。
以上が三大ストレス保持者です。

これに付随して、つぎのような方々がストレスを溜めやすい人です。
該当する項目が多いほどストレスに蝕まれることになります。
一つでも該当する項目があったらそれを是正することがストレス解消法です。今回は少々サブタイトルと内容がズレていますがご容赦を。

1、せっかちで落ち着きのない人
2、几帳面すぎて融通の利かない人
3、粘着質でしつこくて執念深い人
4、無口で周囲の人と意思疎通、何を考えているか分からない人
5、見栄っ張りで上昇思向が強すぎる人
6、他人の見る目や自分に対する評価が気になる人
7、きまじめ過ぎて冗談やユーモアが通じない人
8、仕事一筋で遊び心がない人
9、まったく趣味らしい趣味を持たない人
10、服装とか外見や対面にこだわる人
11、いつも強がって人に弱みを見せまいとする人
12、計画したことはやり遂げないと気が済まず計画変更が苦手な人
13、完璧主義でいい加減なことや中途半端なことは出来ない人
14、几帳面で曲がったことや間違ったことは許せないない人
15、責任感が強すぎて自分の小さなミスでも悩む人
16、神経質すぎて身の回りのことに気を使い過ぎる人
17、好奇心希薄で何を見聞きしてもあまり感情が動かない人
18、他人を好きになると相手も自分を好いていると思い込む人
19、いざという時に勇気が出ず好機を逃がしてばかりいる人
20、散財癖、衝動買い癖などでいつもお金に困っている人

ストレスに弱い人ほど悩みのコントロールが下手で、ストレスを上手に発散できません。
ストレスに強い人は、過剰なストレスの元を抱え込んでも焦らずに一つ一つ解決していけるものです。
ストレスに弱い人は、大きなトラブルを3つ以上抱えるとパニック状態になって極端な場合は自殺に走ります。
この場合は、解決が易しいトラブルから始末して問題を2つにすることが先決です。
ストレスの原因になるトラブルが2つなら、どんなにストレスに弱い人でも自殺より解決策を考えます。
ストレスの原因になるトラブルが一つなら放っておいても大丈夫、そのうち何とかなります。内容にもよりますが。
ストレスと上手なお付き合いをするには、その原因を月位詰めた上で、割り切る、頭を切り換える、諦める、で対応します。
ところが、上記20項目に該当する人達は、まともにストレスに抵抗しようとして底なし沼に吸い込まれて自滅します。
それらを解消するのが「開運道癒しサロン・カフェ会」の役割でもあるのです。

(注)花見正樹の講演「手相と長寿」が11月3日(土)にあります。詳細はHP表紙の「お知らせ」で。


4、手軽に出来るストレス発散-2

キャッチフレーズ、村長の一言は、上部にありますのでクリックしてください。

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

4、手軽に出来るストレス発散-2

1.朝目覚めたら大きく手を広げて深呼吸を。
1、洗顔時に鏡を見て、一番いい笑顔でニッコリと。
1、朝食は少なめでバランスよくしっかりと。
1、嫌な人にも挨拶は先手必勝、明るく爽やかに。
1、歩くときは出来るだけ歩幅を広くしっかりと。
1、時々は手足のストレッチ、腰も伸ばす。
1、嫌な仕事でも生活のためと、自分に納得させて行動。
1、階段歩きは健康にプラスと思って積極的に。
1、気の合う人とはほぼ定期的に会話(電話、メール可)。
1、短時間でも好きな趣味を楽しむ余裕を。
1、呼吸はゆっくり大きく、を、習慣づける。
1、快食、快便、快眠こそストレス解消に一番重要。
1、バランスのよい食事で腹八分目で。
1、アルコール類はほどほどに。
1、人間関係、愛情面を大切に。
1、孤独を避ける。
1、ぬるめのお風呂でゆつくり疲労回復を。

以上を日常的に心がけるだけで、飛躍的にストレスに強くなります。
ストレスに強くなれば心も穏やか体も元気、病院に行かずに済みます。

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4、手軽に出来るストレス発散-1

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下記は村上功画伯(仙台在住)の作品です。

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

4、手軽に出来るストレス発散-1

いま、この世の中はストレスだらけ、なのにストレスに強い人とストレスに弱い人では、ストレスへの感じ方も対応もまるで違います。ストレスに強い人はストレスそのものを意識せず、ストレスに弱い人は、どうでもいい小さなことで思い悩み、自分からストレスに負けて白旗を掲げています。
ストレスに強い人は、ストレスを一種のエネルギー源として楽しむ傾向がありますが、これはストレス発散、ストレス解消には多かれ少なかれ何か憑きものが落ちたような快感が伴うからです。
では、ストレスに弱い人にもストレスに強くなる秘策があるのか、考えてみましょう。
すると、まず日常生活の基本から考え直さねばならないことに気がつきます。
まず、日常生活の基本は、快食、快眠、快便、これは揺るぎないもので、これが不調だとそれだけでストレスになります。
快食については空腹も食べ過ぎもいけません。食欲の秋だからといって、y魔のように積んだご馳走を満腹するまで食べていたら、一時的には満足感でストレスを解消したように感じても、運動量が少なければ、カロリーの摂り過ぎで血糖値が上がったりして身体には悪影響があるだけです。快食とは自分の体に合った食事のことで、決して贅沢な食事のことではありません。暴飲暴食も粗食信奉もどちらも偏り過ぎてはいけません。自分に合った偏らない、栄養バランスの良い食事、これに尽きます。
私は小食で下戸ですが、3食の食事はいつも感謝の気持ちで美味しく頂いています。ただし、小食といっても食べれ食べられますが、パソコン相手の執筆仕事で運動不足ですから腹7分目を実行しているのです。したがって、川遊びなど自然の中で遊ぶ時の私は、消耗したエネルギーの補給のためか自分でも驚くほどの大食漢に変身します。
快眠は、一日の労働で疲れた肉体と心の回復に必要で、慢性的な寝不足はストレスを助長するだけです。これだけは自己管理が重要で、よき睡眠を得られるか得られないかでストレスどころか寿命にまで影響する重要な必須項目です。
眠くなったら寝る・・・これが原始時代からの理想ですが、家庭や仕事などの都合でそれが出来ない人も多いはずです。もしも、ご自分の睡眠に不満や不安をお持ちの方には、レム睡眠とノンレム睡眠によるワンクール1時間半の「睡眠の科学」を学んで頂き、よりよい睡眠を摂って頂きたいものです。ちなみに私は、平日の通常睡眠が4時間半、週末の贅沢睡眠が6時間、疲労時の休養睡眠が7時間半、これを半世紀以上続けています。それでも、睡眠には個人差がありますから、ご自分にとって最善の睡眠パターンの確立、これが一番であることは間違いありません。
快便、これは老廃物や毒素を体内から追い出す作業ですから軽視は出来ません。便秘の辛さや不愉快さを知らない人はいませんが、私はこれを克復した時から短時間一日一便主義をきちんと守って、この数十年間下痢も便秘もありません。この話題は尾籠で苦手ですので割愛し、他の機会に譲ることにします。
ついでに人間の三大本能とストレスの関係について私見を述べますと、食欲、睡眠欲は前述の通りですが、性欲については女性は「灰になるまで」、男性は「糖尿病、前立腺」の二大強敵を踏み越えても「寄る年波」には勝てません。しかも、それがまた個人差があってピンキリですから友人同士の会話でも本音か見栄か判別できず実態は分かりません。ただ、いつまでも男女の交わりがあるのが若さの否決であろのは古今東西間違いなさそうです。
で、私? 私はハートを大切にしていますから、気持ちさえ通じていればいつまでも青春です。


「楽しく人助けで収入増、楽しく長寿!」-1

キャッチフレーズ、村長の一言は、上部にありますのでクリックしてください。
下記は村上功画伯(仙台在住)の作品です。

 

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿&ストレス問題研究家)

「楽しく人助けで収入増、楽しく長寿!」

これからの政府の高齢者対策は厳しくなるばかり、百歳時代の高齢化時代を迎えて経済的に余裕がないと老後が不安、長寿は重荷です。
なのに、経済的に多少でも余裕があれば、観光施設もレストランや各地の娯楽施設も高齢者向けですから老後は天国、孫がいれば一緒に旅行など楽しいことだらけです。その反面、経済的に余裕のない高齢者は、終の棲家(ついのすみか)と思って入所した施設すら安住の地ではなくなっていて、いつ追い出されてもおかしくない状態に行政の力が動いているのです。そこでも少し余裕があればグループハウスなど選び放題、何の心配もありません。
そこで、開運道は、従来の「占術家」育てだけでなく、占いが苦手の方にも増収の道が開けるように、新たな活路を見出して開運の門戸を広げました。開業、副業、生来の収入源に、人助けに役だつ趣味を学んでみませんか?
これで、数年前に無一文で開運道を訪れて、今や悠々自適の生活をしている先輩たちの後追いが出来やすくなりました。これは、若ければ若いほど
有利ですが、高齢者だからといって開運道は見捨てません。
私は82歳、老骨に鞭うって生き甲斐の一つである弟子づくりに邁進しますが、「この手に止まれ!」と声だかに言えるのがいつまでか・・・私が元気なうちに来てください。ここで教えることは、真剣に学ぶ者には「金の成る木」、信じない者には「ただの枯れ木」です。今から楽しく心豊かに人助けをしながらの収入増を図り、老後を楽しく暮らしたい方は、勇気を出して私に連絡をしてみてください。そこから一気に道が開けるかも知れません。
先週、HP表紙の{お知らせ」欄に、カフェ会女子部を発展させた「ストレス解消・癒しサロン」開設のご案内を載せました。
なにしろ、この名称でのサロン再開は35年ぶり、内容は昔とは違いますが・・・。
これが、思ったより多くの問い合わせがありました。その中の数人から要望があったのは、ただ「カフェ会」や「手相・手まさつ健康法」の説明会だけではなく、開運道主宰の私が、もっと具体的に参加者がすぐ役に立つようなノウハウを短時間でもいいから、テーマを決めて話して欲しい、というものでした。
それを知って、私はハタと気づきました。
来訪者は、ストレスも解消したいけど、ただ癒しの飲食では来づらいから、何か大義名分が欲しいというのです。
そこで、私は毎回内容を変えて、「楽しく収入増、楽しく長寿!」というテーマで短時間話すことにしました。
約30分の短時間でも、それに啓発されて金運が一気に好転する方が続出することを願います。
考えたら、サロンでは私だけでなく先輩会員(講師)なども集まってお互いの体験談や後進の指導の実践の場にも出来ます。
この集まりは、第一金曜、第三金曜日のみ、これで半月、一カ月のストレスを吹き飛ばすのです。
会費は昼の部が12時~3時の「カフェ会」で5百円です。
夜の部が18~321時の「ワイン会」千円で時間内出入り自由、すべて予約制です。
参加者相互に情報交換や勉強会、私の指導を受けるもよし、こんな感じの「ストレス解消・癒しサロン」です。
内容は以下の通りです。
この会で飲食懇親以外に、希望者が体験できるのは下記の通りです。
1、アルファー波脳波計使用によるストレスチェック。
1、ストレス相談、占い・悩み相談ー新講師(カンウンセラー)の無料解答。
1、●手相・手まさつ健康法の説明と実践ー講師の指導で相互実践。
1、●むくみ、老廃物除去・リンパケアの説明
1、●肩こり・腰痛・若返り対策”癒やし整体”の説明
1、●十二支・気学九星術の講座案内
(注)
●印は、プロ志望の方には、開運道スクール講座として認定書も発行します。
以上を予約制で始めます。個人的興味での参加、開業希望者共々振るってご参加ください。
予約、問い合わせのあて先は、masaki94581@nifty.com 花見正樹 です。


ストレス解消法への挑戦!

キャッチフレーズ、村長の一言は、上部にありますのでクリックしてください。
下記は村上功画伯(仙台在住)の作品です。
「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿&ストレス問題研究家)

ストレス解消法への挑戦!

病気の引き金になるストレスは、表面から見えないだけに始末が悪いものです。
病気になれば人は弱気になり気力体力共に衰えますから長寿は無理、健康で長寿を目指すならまずはストレス解消が先です。
私のストレス解消法の一つに激流の鮎釣りという趣味がありますが、下手の横好きですから釣果はいつもイマイチです。それでも懲りずに出かけるのは川遊びをしていると日頃の心労がスッキリ消えて気持ち新たに再スタート・・・そんな気分になれるからです。遊び場は、日本一の激流といわれる九州球磨川、熊本県人吉市から下流の球磨郡一勝地の村落近辺、時には五木村から流れる支流の川辺川などにも出かけます。ただ、最近は大鮎に挑む闘争本能が消えて、川に浸かって自然の風景を眺めながら竿を出すのが一番のストレス解消法です。二番目は川から上がって熱い湯で冷えた体を温める温泉遊び、三番目のストレス解消法は鮎宿に集う仲間と球磨焼酎のお割りで語り合う夕食時の楽しいひと時、この三つに順位はありません。
では、天候不順で川に入れない時は? これもまた楽しみで、ドライブ観光や神社仏閣めぐり、昼間からの温泉三昧、川の様子見など退屈する間もありません。この日常生活を離れた、たった一週間の球磨川暮らしで、一年分のストレス解消が可能なのですから私の場合は楽なものです。
趣味でストレス解消という意味では、楽器いじり、カラオケ、ボーリング、テニスやバドミントン、卓球などスポーツ全般、読書や絵画鑑賞、俳句や短歌、書道、華道、茶道や香道、音楽、文学など、どんな趣味でも、ストレス解消に役立つはずです。ですから、一生続けられる趣味を幾つか持つということは、ストレスを解消して長寿への道を開くことにもなります。
ただ、勝った負けたなど一喜一憂がある趣味やギャンブルはストレス解消には向きません。負けた時の屈辱や敗北感、悔しさや反省などがストレスになるからです。
ところが、一流のアスリートはそのストレスを起爆剤にして自分の力を最大限に発揮し、記録を更新し勝負に勝ち続けて、勝つことの快感でストレスを克復しています。と、いうことはストレスにも強いということです。
こうして考えると、ストレスに強い人はストレスを克復し、ストレスに弱い人はストレスに蝕まれて病魔の餌食になる、という因果関係が生まれます。だからこそ、ストレス解消に役立つ趣味かそれに替わるものを身に漬ける必要があるのです。
では、趣味に代わるものとして、恋愛など愛樹問題をストレス解消に活用する手を考えてみます。すると、一般的には愛は不変どころか、これほど不安定で移ろい易いものはありませんので、恋愛がストレス解消に役だつなどとはとても思えません。
それでも、稀には相互信頼の確立した相思相愛の男女が存在するのも事実です。それであれば100%確かな愛が確立しているはずですから、二人で過す愛のひとときがストレス解消に役だつのは当然の理、それが男女の理想なのは分かり切っています。ならば、あなたも、そのストレス解消法に挑戦してみてはいかがですか? きっと健康で長寿、これに役だちます。


3、ストレス因子、発症、対策-3

キャッチフレーズ、村長の一言は、上部にありますのでクリックしてください。

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

3、ストレス因子、発症、対策-3

ストレスに強い人と弱い人の差はどこにあるのか?
簡単にいえば、気持ちの切り替えの早い人はストレスに強く、その逆の人はストレスに弱いのは確かです。
ストレスに弱い人は、どんな小さなストレスでもうまくコントロールできずに、うじうじと溜め込んでしまいます。これを上手に吐き出すには、やはり気持ちの「切り替え」が必要で、それが出来ないなら「諦めるて」しかありません。
「諦める」ということはストレスの流れに身を任すことですから、いずれは病に倒れます。それが嫌ならストレスから逃れるか、ストレスを強気で捩じり伏せるか、何らかの手段を考えねばなりません。
とにかく、ストレスに対する考え方を変える努力ができるかどうかが、ストレス解消のカギを握ります。
勤務先の倒産、受験失敗、離婚騒動、最愛の人の突然死、医師からガン発症の告知など、これら大きなストレス要因が発生した場合、心が弱い人だけでなく、日頃は強気な人でも、弱音を吐かない分、自分の中に過重なストレスを抱え込んで苦しみます。

ここから脱却するには、起きたことは仕方ない、と割り切ることが一番です。
この世の中、ストレスをためやすい要因は幾らでもあります。だからこそストレスとうまく付き合う術を教える場や、ストレスを軽減して心を癒やす場も必要になります。
こうして、ストレスと上手に付き合う術を身につけた人には、ストレスの怖さなど全く無縁なのです。
ストレス要因の種類にもよりますが、「割り切る」「切り替える」「無視する」「諦める」など、冷静に対処法を考えるのも一つの手です。ただ、ストレスの厄介なところは、なかなか理屈通りにはならないから困るのです。
ストレスを溜めやすい人には共通点があります。

1、せっかちな人
1、他人の評価が気になる人
1、小さなことでくよくよする人
1、見栄っ張りな人
1、こだわりの多い粘着気質の人
1、融通性のない生真面目な人
1、熱中できる趣味のない人
1、不意の計画変更が苦手な人
1、責任感の異常に強い人
1、何に対しても完璧主義の人
以上に該当しなければ心配はありません。


3、ストレス因子、発症、対策-2

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下記は村上功画伯(仙台在住)の作品です。

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

3、ストレス因子、発症、対策-2

最近、軽い「ウツ症状」の人が老若男女に拘わらず増えています。
これが昂じると病気を引き起こしますので、早いうちに退治しなければなりません。
人は誰でも、大切な人を失ったり、事業に失敗したりして生き甲斐を失うと、精神面のバランスを崩します。
気が塞ぐ、人に会いたくない、食欲がない、頭痛がする、よく眠れない、何もやる気が起きない、疲れが抜けない、何を見ても
面白くない・・・こんな症状が要注意、これらは全てが「軽いうつ症状」と関連があるストレス要因です。
これがこじれると、さらに「生きているのが嫌になる」という本格的なウツに入って病院のお世話になるのです。
しかも、ストレスは昂じて発症する病気はウツだけではありません。
ストレスが原因で起こる心身の症状を羅列するだけでもうんざりしてストレス症になってしまいます。

唇のゆがみ、まぶたのけいれん、顔がまつすぐ向かない、パニック障害、心臓の激しい動惇、胃の不調、十二指腸漬、書痙、過敏性腸症候群、下痢、便秘、円形脱毛症、神経性嘔吐、ED、偏頭痛、めまい、頭痛、吐き気、過換気症候群、手足のしびれ、呼吸困難、腰痛、神経性頻尿、自律神経失調症、腹痛、食欲不振、神経痛、更年期障害の増進、女性ホルモン減少・・・あなたはこのような症状に無縁ですか?
これらは全て、早めに対症法を実施していれば快癒、手遅れだと病院行き、その差は紙一重なのです。
現代は生活様式も複雑化して、少々繊細な人であれば、たちまち「軽症ウツ症候群」に組み込まれてしまいます。
だからこそ、需要と供給の市場原理で、開運道主宰の花見が約35年前に開設した「ストレス解消・癒やしサロン」の必要性を感じて、いま35年ぶりの再開に向けて準備中です。ご期待ください。


3、ストレス因子、発症、対策-1

下記は村上功画伯(仙台在住)の作品です。

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

3、ストレス因子、発症、対策-1

そもそもストレスとは何者か?
この分かり切ったようで曖昧なストレスという厄介者、これが意外に手強いのです。
私のストレス学の師・藤井尚治医師は、丸くあるべきゴムマリが何らかの望まない力で凹まされている状況で元に戻れない苛立ちをストレスという、と定義していました。
たしかに丸い姿に戻ろうとする弾力が無法な力で抑えつけられたら、ゴムマリのストレスもさぞやと思われます。
最近は、IT産業の発展で複雑な機器の使用法、機器を用いた人間関係のイライラなど、目に見えないストレスも我々の心を蝕みます。私は一時期フェースブックに参加しましたが、ある人から、イエスを貰ったら「お返しが礼儀」と言われた一言で、参加を休止した経緯があります。そうまでして友達を増やしたり近況を報告したりする理由もないからです。
あのイエスを押したり、書き込みに返事をしたりの作業は、時間に追われている時などても出来ません。それも小さなストレスです。多分、若い人や学生達は、お互いにそれが面倒と知りつつも絶えず連絡を取り合って自分の存在を認めてもらっていないと不安だそうですから、これは底なし沼でストレスを承知での自虐行為でしかありません。
最近、周囲がふと気づく程度の軽いウツ病が蔓延しつつあります。原因は複数のストレスか、ストレスによって引き起こされた病気からの影響である可能性があります。
普通、私達にはもって生れたストレス耐性と育った環境で鍛えられたストレス耐性がありますので、少々のストレスには耐えられるものです。
例えば、私の場合など男ばかり兄弟5人(私は次男)で喧嘩や遊びで切磋琢磨して育ちましたから、人間関係のストレスには強いのですが、女性には全く無力、長い間、女性を神秘化して女性ストレスの呪縛からは逃れられませんでした。
ストレスは悪者ばかりではありません。目的達成への意欲はストレスになりますが、そのストレスを解消するためには目的を達成することです。恋愛中の高揚感や言い知れぬ不安などもストレスですが、これらは結果的に幸せをもたらす可能性の高いストレスですから善玉ストレスとよばれる、持っていて損のないストレスです。
ところが悪玉ストレスの原因になる事項はあまりにも多すぎます。
家庭内不和(嫁姑、親子、夫婦など)、職場ストレス(人間関係、職種、報酬、過労など)、借金、交通事故、天災・火災による被害、受験失敗、就職失敗、勤務先の倒産、離婚、身内や親しい人との死別、怪我、病気、金銭的被害など数え上げればキリ(限界)がありません。しかも、将来への不安、寝不足、渋滞、猛暑、虫歯の痛み、嫌な人への挨拶など、ごく普通の日常的出来事でもストレスを感じる人もいますからストレスは人によって感じ方が千差万別、精神的に繊細な人ほどストレスに敏感に反応するようです。
どんな強烈なストレスでも一つだけならウツにはなりません。その程度のストレス耐性は誰にでも備わっています。
大きなストレス因子を二つも抱えたら? これも大丈夫、片方だけでも解決する努力をすれば精神的には持ち応えら
れます。
では、三つ以上抱え込んだら? これはもういけません。どんなに意志強固な人でも、一度に三つも大きなストレス因子に襲われたら、一時的にもせよ、多少は精神面のバランスを崩しって冷静さを失うこともあります。それでも、すぐ解決できる問題に立ち向かい、三つあるストレスを二つに出来れば心身は平常に戻ります。
ところが、意思も心身も軟弱で日頃からマイナス思考の人が、三つのストレス因子を抱えたら手も足も出ず、気持ちも重苦 次回は、ストレスが引き起こす諸症状から、民間療法で癒せるか、医学的治療が必要か、などを考えることにします。


2、人間関係・ストレス対処法-6

下の絵は村上画伯の作品です
「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹

 

2、人間関係・ストレス対処法-6

前回は友人との接し方に触れましたが、今回はその他大勢、友人以外の人間関係の接し方で、ストレスに悩まないで済む接し方についてです。
人は十人十色、千差万別という言葉もあるように、この世の中、一人一人が全て違った個性を持っているものです。
ですから、人と接する時には相手によって多少は違ったパターンになりますが、相手の顔色を見てパターンを変えていると際限なく気を使うことになりますから、相手に合せるなどは全く不可能なにです。
だからといって自分は自分で、人のことなど関係なくマイペースでは、なかなか人の心は高めません。つい自分本位になってしまいますから、相手に好かれることも難しくなります。
とくに、自分本位の考え方で人に接している人は、相手の考えが見えずに失敗することがよくあるものです。
かといって、前述のように人の顔色ばかり見過ぎていると、人の考えは手に取るように分かっても自分は控えめになり過ぎて、自分の考えを人に伝えることが苦手になって、つい言いたいことも言えなくなってしまいます。
こうなると絶えず人の風下に立つ関係になってしまいます。
そこで、ここでは基本的でもっとも簡単な3通りの人間関係交際術をお勧めします。この使い分けで全てが円満にゆく・・・そう思って頂いて結構です。

まず1番目は、親しき仲にも礼儀ありで、目上と年長者、大切な人、尊敬する人、一生付き合いたい人、これには、たとえ友人であっても礼儀正しいお付き合い、敬語付き合いもOKで、いくら親しくても、絶対に馴れ馴れしくして失礼のないようにすべきです。これなら一生、親しい付き合いが続きます。

2番目は、そこそこ親しい人間関係です。
普通の友人や知人、目下の人とは気軽に気をつかわずに自由な会話を楽しみ、気を使わず、少々の行き違いやトラブルなど一切気にしないことです。
この一般的な人間関係を円滑にするには、相手に合せながらも、自分も必要なことはハッキリ言うことです。雄弁で自己主張の強い相手には、まず聞くだけ聞いてから、自分の意見もしっかり述べることが付き合いを長持ちさせるコツです。とにかく、相手に言いたいだけ言わせてから、自分の意見を述べる・・・、それも、きっぱりと鋭く短くがポイントです。
相手は、自分のことでせいいっぱいですから、こちらの話には耳を傾けませんが、それでも、こちらにも一家言あることだけは認めますから、あまり口から出まかせは言わなくなり、信頼関係も生まれます。
とくに、エゴ意識の強い相手とはお互いの主張が食い違って、歯車が噛み合わないイラダチを感じますが、それも許容範囲と割り切って。無理に合わせることなく、お互いに自分のペースで交友関係を保つことができます。

3番目は、さほど親しくない間柄ながら日常的になにかとお付き合いがある職場や近所づきあい、同好会などの知人や、PTAとか町内会など、嫌でも顔を合わせなければならない義理付き合いの人間関係です。
ここは、赤の他人同士ですから、無理に近寄らずに必要な役割に徹しての付き合いで、相手のこたは決して色眼鏡で見ないことです。と、同時に、人を容姿や見かけだけの笑顔で判断することも失敗の元になります。
この一般的な交流は玉石混交ですから、親しく交際するにはゆっくり時間をかけての選別期間が必要です。
どなたの人生でも、これからも数多くの人とお会いになるはずです。
そこで人に逢う度に一喜一憂したり、友達になろうとするのは全く不必要、親しくなる人とは意識しなくても自然に結びつくものです。
これからは、肩の力を抜いて気軽に自然体で相手に接してみてください、きっと気が楽になります。


2、人間関係・ストレス対処法-5

 

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「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹

2、人間関係・ストレス対処法-5

ストレスが少ないと病気にならない。病気にならなければ長寿ば、どうすれば人間関係がよくなってストレスが消え、長寿への扉が開かれるけるのか? それの続きです。
最近、友人は多いが、とくに親友といえる友人はいない、という人が増えています。それだけ、信頼できる友人が少ないということになりますが、これも一種の対人ストレスとみることが出来ます。
人間関係のストレスは、近所付き合い、PTA,職場、嫁と姑、社会的上下関係など数限りなくありますが、友人関係のストレスも意外に多いものです。
男女問題でも失恋は、大きなストレスとなって心に傷を残しますが、友人間の別離でも同じようなストレス現象は起こります。
例えば、親友の病死や突然の事故死などは大きな衝撃でストレスになりますが、遠隔地への親友の転居でも心が痛みストレスとなるものです。たとえ、それが栄転での職場移動であっても素直に祝福できない寂しさがストレスになって残ります。
人間関係でのストレスは、友人知人が多過ぎても、義理交際でのストレスとなりますので厄介です。
したがって、人間関係には人それぞれの適切な受容量があり、それを超えるとストレスになることが分かっています。私は40代後半の頃、交際範囲が広がり過ぎて個人的な年賀状だけで約2千枚の往来があり、その時は人間関係がゴチャゴチャでパニック状態でした。当然ながら、顔も覚えていない友人知人がいくら増えても楽しくも嬉しくもありません。
人付き合いは多いほどいいというのは、仕事ならば別ですが、私のような普通の人には百害あって一利なしでした。
そこで、人付き合いを減らす工夫を考えました。
銀座から築地に事務所を移した折に、顔も思い出せない人には移転通知も年賀状も出さないことにしました。
郵便局には転居届を出しますから、旧住所でもこちらには届きますが、それも無視して、不要なご縁の方への返信を控えさせて頂きました。すると、事務所移転後2年目の年賀状は約八百枚に激減し、人間関係のストレスもさらに軽くなりました。
今では、さらに減って約五百枚。これから痴呆症気味になればますます顔を思い出せない人が増え、年賀状の枚数は減ります。
それでも、急用があればNETで調べたりして私を訊ねて来ますので何の心配もありません。
ところで、友人知人が何百人いても親友はただ一人、それは昔も今も変わりません。
親友が一人とは、少ないか多いか分かりませんが、親友とはそう簡単にできるものでもありません。
だからこそ、本当の友人は大切にしなければならないということにもなります。
では、友人と親友はどこが違うのか?
私は「友人の中でもっとも信頼できる友人で、お互いに裏切ることのない間柄」と定義しています。
知人友人の中にはガキの頃からの親しい友人もいますが、これは遊び仲間であって親友ではありません。
それと、あれこれ理屈をこねると親友のハードルがどんどん高くなって、親友がますます出来にくくなってしまいます。
でも、無理に親友をつくる必要もありませんね。
よく「あの人も私の親友です」などと誰でも親友にしたがる人がいます。
その反対に「私には親友といえる人はいません」と、いう人もいます。
こればかりは主観ですから、どちらも正しいのです。
日頃、親し気に近づいてくる人が、こちらが何かで窮地に立たされた時には、協力することなく知らんふりで離れていってしまう場合があります。これでは、友人どころかただの知人に過ぎません。
親友とは、お互いに困ったときに親身なって心配し励まし助け合える仲です。
ですから、いざとなったら自分の事以上に友人のために尽くしてくれる友人こそが親友と言えるのです。
また、友人でも長い間忙しくて連絡出来ないでいると、それをっかけに音信不通になってり疎遠になったりしがちですが、親友というのは、たとえ一年に一度しか会う機会がなくても心が通じていますから、会えば楽しく語り合えるし、離れていても信頼関係は揺るぎないものなのです。ですから、親友とは会う回数でもありません。
私と親友とは、互いに切磋琢磨しつつ年輪を重ね、年に何回かの会食で互いの無事を祝う、これもまた至福のひと時です。
いい友を持つ喜び、これもまたストレス解消への近道といえます。
友人が多いと、その交流に時間をとられて自分にとって大事な必要時間が不足し、これも大きなストレスの要因となります。
いい友人とは、お互いに様々な情報を交換し刺激を受け合うことができます。
それと、友人は作ろうと努力して作った友人よりは、ごく自然に出来た友人のほうが心が通うものです。友人づくりのコツは去る者は追わず、来る者は拒まず、貸し借りを作らず五分の付き合い・・・これが親友にも通じます。


2、人間関係・ストレス対処法-4

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「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹

2、人間関係・ストレス対処法-4

長寿の秘訣はストレスをためないこと、とは知りながら日常生活はストレスだらけ、これが普通の生活です。
いま国内で最高齢の長寿者は、福岡市に住む115歳の田中カ子(かね)さんです。
老人ホームに入所していますが自分でもまだ歩けるそうで、つも笑顔を絶やさず人と接しているそうです。
田中かねさんは、9人兄弟の三女として生まれ、太平洋戦争中、夫や息子が出征して男手がないとき、率先して家業のもち屋を続け、戦後もそれを続けて63歳の時に隠居して、その後は海外旅行をしたり、各地で暮らす子供や孫らを訪ねて旅行するのを楽しんでいたそうです。
102歳から地元の老人ホームにお世話わになり、103歳の時に大腸がんで東京の病院で手術をするため飛行機で上京したというエピソードもあります。
その手術が聖子云うして健康を取り戻し、施設の仲間と会話を楽しむ日々を過ごしていますが、施設内を手押し車で散歩しながら、元気のない入所者を見ると体をさすって「頑張りんしゃいね」と声をかけるのも楽しみにしている様子だそうです。
田中かねさんの趣味は「オセロ」で、朝食後のひと時は施設の仲間や職員らとひと勝負するのを日課としているそうですが、負けず嫌いな性格らしく自分が勝つまでは何局でも続けるそうです。この執念深さ、執着心も長寿の秘訣の一つに入れてもいいような気がします。
食事は好き嫌いがなく、何でも「美味しい美味しい」と食べますが、とくに甘い物、缶コーヒー、栄養ドリンク、炭酸飲料などが好きで、毎日これらを合わせて3本は飲んでいるそうです。
この田中かねさんについての若い時からの情報では、苦労を苦労とも思わず、どんな時でも平然として笑顔を絶やさず、ストレスなどとは無縁のように朗らかで、人間関係が抜群にいいようです。
「何歳までいきそうですか?」と人から聞かれると、「あと5年くらいかな」と謙遜しながらも笑顔になって「本当のところは死ぬ気がせんですよ」と手を合わせ、「これも皆さんのおかげじゃで」と感謝の心を忘れません。
なお、平成16年度の厚労省発表によると日本人の平均寿命は、男性が80.98歳、女性が87.14歳と過去最高ですが、香港に次いで世界2位となっています。
統計を取り始めた昭和22年(1947年)の平均寿命は、男性が約50歳、女性が約54歳でしたから、寿命の伸び率は素晴らしいものです。
これは、食生活の改善、医療技術の進歩、公衆衛生の向上、介護施設の充実、などに伴ったものと考えられます。
その反面、日本人の死因のトップを独走するガンだけは防ぎようがない勢いで猛威を振るっています。
なにしろ「がん」での死亡割合は、男性が約29%、女性が約20%で、ガンは長寿の天敵です。
しかし、恐れることはありません。人間関係がよくて笑顔の多い人を、ガン細胞は苦手にしているからです。
ストレスがなければ病気にはなり難いもの、人間関係がいいとストレスは少ないもの、これが実行できれば長寿です。
つづく


2、人間関係・ストレス対処法-3

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下記は村上功画伯(仙台在住)の作品です。
「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹

2、人間関係・ストレス対処法-3

長寿の秘訣は、ストレスを溜めないこと、これに尽きます。
私が民間で初の長寿の研究を発表した約40年前は、100歳を超える人は全国で約1,600人、それが今や6万人余が100歳超の時代です。
ただし、いまは医学の進歩や介護施設の充実で、ベッド生活と車イスでの長寿者が圧倒的多数で、自力で家事や日常生活をこなせる健康で元気な100歳の方はそう多くはいません。
ですから、100歳が6万人などという数字に騙されてはいけないのです。
私が提唱するのは、あくまでも「健康で長寿」であって、寝たきり、痴呆症、医者通い常習などの不健康老人は省きます。
もちろん「一病息災」という言葉もありますから、持病を人生の伴侶として大切に扱っての長寿も悪くありません。
100歳時点で、カラオケや行楽、観光やお花見、グルメの食べ歩き、四季それぞれの楽しみ方、あるいは身に着けた知識や技芸の指導などで社会に貢献できる高齢者を目指しての「百歳・健康長寿」です。
そのためには?
ストレスを溜めないこと。とくに、対人関係とお金不足のストレスは心を病みます。
最近は老若男女に拘わらず、孤独を恐れてつまらぬ仲間と群れたがる人が増えています。人が群れれば人間関係のトラブルも増えます。ましてや団体人間が苦手の現代人の集まりですから、自己主張の張り合いで摩擦があっても何の不思議もありません。
お互いに相手の非を責めるだけで、頭を下げることは大の苦手、これでは本人同士では妥協点も見い出せません。
よく「親友に裏切られた」という話を聞きます。
でも、これは間違いです。なぜなら、無二の親友というのは裏切ることがないから親友なので、何らかの理由で離反するような友人は親友でも何でもありません。親友とは人生を共に歩む心友でもあるのです。
それに「裏切られた」という言葉の裏には何らかの期待や損得勘定が見え隠れしています。
もともと親友などという者はそう数多くいるものでもありません。
私はこの半世紀、友達は数多くいますが親友と呼ぶ真の友はたった一人、お互いに尊敬の念がありますから会話は敬語です。
中学からの親しい仲間もいますが、これは遊び友達であって親友ではありません。この、友達と親友の差が理解できない人が「裏切られた」とか言い出すのです。
まず、人間関係でのストレスに悩む人が知らねばならないのは友人と親友の違いからです。
現代はNET社会全盛で、パソコンとスマフォで人間関係がつながっていて、直接対話の少ない時代だけに信頼できる人間関係を構築するのは難しい時代です。ラインなどは動画挿入で会話できますから、若い男女は逢わなくても恋愛が出来てしまいます。
それだけに危険な交際もまま起こり得るのですが、当事者は夢中ですから危険な目に遭遇するまでは気づきません。
それでもまだ、積極的に行動して人との接触を求めようとする前向きの姿勢には、危険は感じても好感は持てます。
いまの時代、モラトリアム人間と呼ばれる人達がかなりいます。実社会の荒波を恐れて親元から離れられず、いつまでも親の保護下にいようとする自立心のない若者や、無気力で人間関係の煩わしさを嫌い、自分の世界に入り込んで外部との接触を望まない人をさす言葉で、広義では引き籠もりもこのモラトリアムに入ります。
友人関係で失敗して人間嫌いになった若者は、日常生活でも団体生活を嫌い、家族や少数の仲間だけとの交流に接触を求め、
有益な助言をしてくれる目上や身内の年長者さえも避けるようになります。そのために、人間関係はますます下手になって自分の世界だけに埋没して、世間と隔離されたような状態になります。そのモラトリアム人間が、年齢や環境に背中を押されて就職したとします。そして、すぐ職場内の人間関係に疲れて退職、結局は人間関係のしがらみが比較的少ないバイト生活暮らしから、似たもの同士の異性と安易な交際から結婚して子供をつくり、父親、母親となったとしても地域社会に溶け込むことができずに人間関係で悩みます。
それとは別に自己過信から人間関係で挫折した人、小さな失敗に潰されて自信を喪失した人の人間性回復、劣等感を背負ったひ弱さから人間関係が苦手な人もいます。この人間関係の苦手を克復することこそがストレス解消、長寿への一里塚です。
「千里の道も一歩から」、まず、人間関係で苦手を克服するには、細やかなことからでも自信回復、自分の性格や容姿を自分で認め、得意な分野での才能を発揮するように努力してみると、周囲に認められて元気が出ますし、強気になれて積極的に人との交流を求める気にもなれるものです。
人間関係とは、だけでなく周囲とのバランスのよい交流が理想です。
前回は、苦手な人との接触は最小限に・・・でした。
今回は人間関係が苦手な人へのアドバイスです。うぬぼれでもいいですから、自信を持って外見は穏やかに、内面はカラ元気でも強気になって人と接触してみてください。意外に人間関係がスムーズに展開することに気づくはずです。
これでまた長寿に一歩近づきました。


2、人間関係・ストレス対処法-2

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「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹

2、人間関係・ストレス対処法-2
嫌いな人間と会話をすると、その口元の動きや喋り方、声のトーンまで気持ち悪く感じますが、前回掲載した内容のように嫌いな者同士お互いがメモを渡し、メモを読んで用件を知るだけなら、マイナスの感情はあまり持たないで済みます。今ならメールということになりますが、これで充分です。
このアイデアを実行したK氏は、さすがにK大で心理学を学んだだけのことはあります。しかし、この場合、同僚だから出来たことです。
これが、上司、先輩、取引先、姑、配偶者だったりしたら? これが問題です。どうしても嫌なら、無理に合わせるよりニコニコしながら出来るだけ距離を置く・・・これですと神経症にならずに済みます。
ある新入社員(男性)の例です。
新卒で倍率何十倍の難関突破で第一志望の某有名商社に就職、研修期間を経て配属された職場の上司がこの「虫の好かない」万年中間管理職で、これが悲劇の始まりでした。
「虫の好かない」人間同士は無意識に反発しますから、上司に悪気はなくても仕事の報告一つにしても何となく刺々しい会話になりがちですし、会議でも発言すると上げ足をとられ発言しないと消極的だと批判されます。そんな日々の結果が胃潰瘍での体調不調から神経症からくるウツ状態で長期欠勤となり、入退院を繰り返しました。
それをご家族から聞いた私は、即座に転職を勧めました。
もっと早く私に相談があったら、前述のK氏方式採用で、仕事の報告や会議での提案は全て書類やメールで提出するようにし、その「虫の好かない」上司とは、最低限の会話で過せたら、あるいは快適な職場だったのかも知れません。
いまは、その青年は生き生きと中小企業の食品製造会社の幹部候補社員として働いています。
「虫の好かない人」とは自分の波長(脳波)が合わないのです。それを無理に合わせようと努力すればするほど自分の波長が乱れます。したがって「虫の好かない」人とは、必要最低限の接触に止めて、ある程度の距離を保つのが正しい付き合い方です。
私は、K氏に倣ってこれを実践しようと思っていましたが、幸か不幸か今では「虫が好かない」人は一人もいなくなってしまいました。これも淋しいことです。
ともあれ、波長の合わない人、気が合わない人、虫の好かない人、ムカつく人とは無理に合わせようとしないで、最低限の接触で済むように努力するほうが精神的には楽なはずです。


 2、人間関係のストレス対処法-1

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「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹

2、人間関係のストレス対処法-1
 長寿の秘訣は、1にも2にも「ストレスを溜めない」ことです。
前々回は「腹式呼吸法」で自律神経を穏やかにし、前回は「睡眠時仮死法」で、死んだ気になって怖い物なしの心境になりました。今回はストレス発症の原因として尤も多く取り上げられる「対人関係」についての対処法の1例です。
人間関係の陰湿なトラブルは、ストレス高じてウツになる可能性があるだけに安易に見過ごすことは出来ません。
人間関係からウツ病になった人が完治すると、二度とあんな目に遭いたくないと、交際する人も慎重に選ぶようになります。
人は「オギャー」と生まれた瞬間から親子関係、兄弟姉妹、親類や家族の友人知人を始め多くの人の目に晒され、保育園や幼稚園、小中学校や高校などの学生生活で人間関係で揉まれ、社会人になると嫌でも様々な階層の人との交流が待っています。
こうして社会人としての対人交流術を身につけてゆきますが、その過程で結婚など家族単位の新たな環境が生まれたりします。
人は生まれてから天寿を全うして墓場に入るまでには、ごく普通の人でも数千人との接触があり、多かれ少なかれ人間関係の摩擦で生じるストレスと戦いながら生きるという宿命は避けて通ることが出来ません。
自分が関わる全ての人と、つねに円滑に協調できる人がいたとしたら、よほどの聖人か、要領のいい偽善者か、無神経な人間か、そのどれかに該当するに違いありません。普通の人なら必ず、何となく相性が悪い人の一人や二人はいるものです。
なぜなら、人間には必ず自分と波動(脳波)の合わない人がいるからです。
人間関係の機微や好き嫌いを現す言葉を考えてみてください。
「気が合わない」「虫が好かない」「うまが合わない」「反りが合わない」「肌が合わない」「波長が合わない」「性(しょう)が合わない」「考え方が合わない」と、日常的に用いていますが、この中で論理的なのは「波長が合わない」ぐらいのもので、「虫が好かない」などはまるで説明がつきません。
ところが、この世の中、第一印象から「虫が好かない」人がいるから不思議です。しかも、こちらが「虫が好かない」人は、相手からも「虫が好かない」のですから、その溝は時間をかけて努力しても埋まるものでもないだけに厄介なのです。
例を挙げて恐縮ですが、私の親友でもある日本の心霊研究の第一人者のK氏(開運村HPで各地のパワースポットを紹介中)は、某テレビ局制作部長時代、この「虫が好かない」同僚と同じ部屋でデスクを並べた経験があります。
そこでK氏が考えて、「虫が好かない」同僚に出した提案は、お互いに「虫が好かない」相手が感心するほど理に叶っています。それは、「お早う」以外は一切口をきかず、用件は全てメモ書きで済ます、というもので、口をきかなければムカつくこともないのを知っている大人の対応です。


1、長寿の秘訣ー4

300708分

キャッチフレーズ、村長の一言は、上部にありますのでクリックしてください。
下の絵は仙台市在住の村上画伯の作品です。

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹

1、長寿の秘訣ー4

長寿の秘訣はストレスを溜めないこと、これに尽きます。
したがって、今回もストレス解消法に触れます。
前回は、ストレス解消の第一歩は「腹式呼吸」にあり、と。体の使い方から申し上げました。この呼吸法で心を落ち着かせて自律神経の正常化を図ろうという策ですから、受験生、武術家、アスリート、俳優、政治家、冷戦中の夫婦などありとあらゆる人々の役に立つのが、この腹式呼吸です。
ところが、この腹式呼吸は臨時の現場対応策ですから、ストレス解消の本丸退治にはなりません。
そこで、自分を見直してストレスの原因を根元からバッサリと伐採して廃棄か消却処分しなければなりません。
時には荒療治も必要な場合もあります。
私の場合、「村長の一言」でも触れたことがありますが、挫折の人生そのものですから、ストレスが生きてきたようなものです。本来なら、とっくに胃潰瘍や心臓発作などで死んでいてもおかしくないはずなのに、こうして毎日を楽しく生きているのですから、世の中は全く妙なものです。これも、ストレス学の大権威・藤井尚治師のお蔭であるのは間違いありません。
前回の「腹式呼吸」は身体の遣い方でしたが、これに続くストレス解消法の第二弾は心の問題です。
心の問題で解決できたら、もうストレスで苦労することが消えますから、このコーナーは不要になります。
でもストレスは多種多様、手を替え品を替え姿を変えて私達に襲いかかってきますから油断はなりません。
ましてや前述の如く「挫折の人生」をよろよろ歩き続けている私ですから、ストレスの克服法は生きるためにも絶対に欠かせません。そんな私の転機となった出来事がありました。
昭和53年、私が人生で最も多忙だった42歳の後厄の年、寝不足で心身共にガタが来たのを機にM記念病院の一泊人間ドッグにお世話になりました。そこで見つかったのが心臓の右脚ブロック(血行停止)です。
診断解説の若い医師はこともなげに言い放ちます。心の準備もありましょうから、と前置きした後、言い放ちました。
「余命5年、心がけと運が良ければもう少々は長生き出来ると思います」
その瞬間、頭にガーンとハンマーで殴られたような衝撃が走ったのを今でも鮮明に覚えています。
なにしろ本業(花見化学)も多忙、副業の音楽制作、占術家、結婚相談所、テレビやラジオのレギュラー出演などに加えて、弓道や渓流釣りの趣味も入り混じっての殺人的スケジュールでしたから、医師の一言は死刑宣告にも等しいものでした。
それからの日々は身辺整理に明け暮れ、残りの人生をどう生きるかを考えましたが、思いは千々に乱れて結論は出ません。
禅の師匠・北鎌倉円覚寺の朝比奈宗源師は「自我を棄てること」と禅問答めいた助言で応じますし、友人の富家孝医師は、「左脚なら数年で死亡、右脚ブロックは左脚を太くすれば大丈夫」と全く気にもしません。
富家医師は、このコーナーと同じ「お休み処」内で「死に方格差社会」の連載をしていて、格闘技の世界では知らぬ者のない有名人です。かつては新日本プロレス所属のコミッションドクターでした。かつての試合でアントニオ猪木の背後から、新人のハルク・ホーガンが必殺技のアックスボンバーを炸裂させ、アントニオ猪木はマットに倒れ、舌を出したまま失神するという醜態をさらけ出し、この瞬間からアントニオ猪木最強神話は音を立てて崩れ堕ちました。その時、マッドに上がって応急処置をしたのが富家医師です。富家医師は70歳の今でも慈恵医大の相撲部の総監督を務めています。
このアントニオ猪木失神事件は、新人のハルク・ホーガンが功を焦って台本にない行動に出た結果とも言われています。
なお、富家医師の著書「医者いらずの健康法」でも、予防医学としてのストレス解消の重要性を熱く語っています。
なお、藤井尚治医師によれば、ストレス解消のコツは、ストレスに強くなること・・・これも一理あります。
さて、ここで先に結論を申しあげます。
私が実践した方法は、昔の武士の鍛錬にもある「死んでみる」ことです。
これは眠りに入る前に、毎晩「この世とお別れ」するのです。入眠と死、目覚めと蘇生、これを繰り返すのです。
この繰り返しの中で、いつかは蘇生がなくなりますが、それは明日かもしれないのですが、一応、目標は百歳超えですから、あくまでもくんれんとしての臨終体験ですが、それでも朝の目ざめは「今日も生きていた!」という喜びにつながります。
私は、この「臨死入眠」によって開き直って心臓欠陥を忘れ、毎朝、生きている喜びを堪能してストレスも克服しました。
人間は死んだ気になれば・・・の論からすれば、少々のストレス如きは気にもなりません。
「腹式呼吸」の次が「臨死入眠」のお勧めでは異質過ぎるとお思いかもしれmなせんが、まず今夜から死んでみてください。
眠る前に、このまま死んだら、と真剣に考えてみることが大切です。
この際、「このまま一緒に死んでもいいと・・・」の歌の文句はきっぱりと忘れてください。
本気で一緒に死んでくれるひとなど、そうやたらにはいないものです。あなたは例外? ご馳走様です。

ともあれ、今日からは「腹式呼吸」と「臨死体験」でストレスは激減します。
次回は、対人関係のストレスについて考えてみます。

 


1、長寿の秘訣ー3

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8月は文月、絵手紙はいかがですか?
下は仙台在住村上画伯の絵です。

「楽しく長寿・ストレス発散」

1、長寿の秘訣ー3

花見 正樹

長寿の秘訣の第一は、ストレスを溜めないことです。
前回は、ストレス・チェック20項目でしたが、いかがでしたか?
第一問の、「家庭内問題(義父母、父母、夫婦、子供等)で悩みがある」、これは、嫁と姑(しゅうとめ)問題など厄介な永久課題を含めて、夫婦の浮気問題など、なかなか話し合いだけでは解決出来ない感情的な対立があり、イライラは増幅しがちです。そのストレスもこれから学ぶストレス克服法で軽減させないと心身の健康に悪影響をもたらします。
家庭内問題解決の最善方法は、時期を待っての話し合い、これが一番です。家族や親族に付き物の盆や正月、冠婚葬祭や誕生祝いや入進学や就職・転職、転居など様々な機会を生かしての急接近出の話し合い、これに尽きます。普段は没交渉、当らず触らず我慢と忍耐、知らんぷり、これに徹底して衝突を防ぎ傷口の拡がるのを抑え、チャンスとみたら一気に話し合いに持ち込むのです。では、日頃のストレス解消法は? それが今日のテーマ「腹式呼吸法」です。
まだストレス・チェックをされてない方は、是非お試しください。
健康で長生きして人生を楽しく過したい方は、まずストレスを溜めないことです。
NETでも話題になっていましたが、北海道大の村上正晃教授(免疫学)のチームのマウスを使った実験の研究結果が科学誌に発表されています。それによると睡眠不足などの慢性的なストレスを与えたマウスを二つに分けて、一方には、自分の神経細胞を攻撃してしまう免疫細胞を血管に入れたところ、そのマウスの約7割が1週間ほどで突然死したとあります。その死因は、ストレスによる胃腸障害だけでなく脳内にも炎症を発症しているそうですから、過度のストレスが命にも拘わることは明らかです。
ただ、その実験に耐えて生き残ったマウスがどうなったのかは知りませんので、速断は出来ませんが、過度のストレスが寿命に悪影響を及ぼす野だけは間違いありません。これは人間でも他の動物でも同じような気がします。
では、ストレスの原因が分かってもすぐ解決できない場合の対処法は?
緊急時のストレス解消法には、様々な方法があり、どれが一番ともいえませんが、手っ取り早いのは呼吸法です。
人は誰でも呼吸をしますが、その呼吸を少し意識するだけで、ストレス解消法、美容健康法、自立訓練法など様々に活用できるから便利で簡単、しかも無料です。
腹式呼吸は読んで字のごとく、吸った空気を腹部まで吸い込む要領で体に入る酸素を深く大量に入れ替える呼吸法で、そのコツは最初に体内の汚れた空気を全部吐き出すことからスタートすることが大切です。
開運道の自己啓発講座では「美しくスリムになる開運コース」がありますが、その基本も呼吸法、私がいま緑内障&視野狭窄症克服に用いているのも呼吸法、先日テレビで拝見した米軍精強部隊「グリーンベレー」の特殊訓練の一つが呼吸法です。
その呼吸の基本の第一歩が腹式呼吸です。腹式呼吸法は、自分の感情をコントロールする自律訓練法の基本となる大切なものですから、是非、今から複式呼吸法を意識してみてください。
ふつうの呼吸は、誰でも日頃から意識せずに実践しているだけに、改めて腹式呼吸法を学ぶには多少の抵抗があるのは止むを得ません。しかし、ヨガでも武道でもスポーツ選手でも、歌手や芝居の世界でも腹式呼吸法を大切にするのは、それなりに重要な意味があるからです。初対面の人と会う前に緊張しているのを感じたら深く腹式呼吸するだけでも心は落ち着きます。
以上から、腹式呼吸法がストレス解消に役立つことはご理解頂けたと思います。
ストレス解消の第一歩は腹式呼吸、二歩目は? それは次回のお楽しみに・・・

 


開運道式 ストレス・チェック

開運道式 ストレス・チェック

花見 正樹

今回は、開運道式ストレス・チェックです。
ストレスの原因には多種多様、さなざまな要因があり、人それぞれの感性や性格の違いで感じ方も違います。その中でもストレスの原因を調べると、大きく分けて5種類に分けられます。

1・愛情問題と人間関係の悩み
2・学業や仕事、学校や職場の悩み
3・心の健康と体の健康の悩み
4・現在の経済面や将来の経済問題の悩み
5・その他(不慮の出来事など他の全て)の悩み
以上の5種類をさらに細分化すると、また幾つかに枝分かれすることも分かってきました。そこで、下記に開運道式・ストレス・チェックを用意しました。
20項目中、あなたはいくつ「イエス」がありますか? いま現在でお答えください。
下記の出題に「イエス」「ノー」でお答えの上、「イエス」の数を記憶してください。

1、家庭内問題(義父母、父母、夫婦、子供等)で悩みがある。
2、なかなか自分に合った仕事や趣味が見つからない。
3、肩こり、背中の違和感、腰痛、体のどこかに違和感がある。
4、最近、天災、人災を含めて突発的な事故に遭遇した。
5、将来の経済的なことを考えると、急に息苦しくなったりする。
6、職場や私生活での人間関係で悩みがある。
7、仕事(自営、勤務など)が自分に合わないような気がする。
8、お腹の調子が悪かったり、目が疲れたり、風邪気味だったりする。
9、家族や友人にも言えない秘密の行為がある。
10、義理付き合いで出費が多いのが嫌になる時がある。
11、好きな人との愛情面がうまく噛み合っていない。
12、最近、仕事が何をしても悪い方向に向かっているような気がする。
13、寝つきが悪く、寝不足で体がだるく、やる気が出ない。
14、最近、甘い話で騙されたり貸し倒れなどで金銭的な失敗がある。
15、衝動買い、浪費癖でいつもお金が貯まらない。
16、異性が気になり、愛情面の欲求不満で落着かない。
17、最近、仕事に気が乗らず、一日中楽しくないことがある。
18、つい食べ過ぎて肥満気味になり、努力してもスリムになれない。
19、経済的に余裕がないことで日常的に落着かない。
20、将来のことを考えると不安になる。

質問に対する結果の判定です。
1、「イエス」の数が17以上の人は、治療が必要と判定します。医師の診断を受けてください。
2、「イエス」の数が13~16の人は、ストレス過多です。何らかの処方が必要です。
3、「イエス」の数が9~12の人は、ストレス予備軍です。ストレス解消法を身につけてください。
4、「イエス」の数が5~8の人は、意識してストレス解消を心がけることが大切です。
5、「イエス」の数が0~4の人は、正常でストレス耐性もあり心配は要りません。

ストレス過多が病気をもたらすことは誰でも知っています。
私(花見正樹)は、ストレス学の権威である藤井尚治師(財団法人東京ストレス研究会初代理事長)に出会うまではストレスという言葉すら知りませんでした。ただ、無一文の25歳で起業(花見化学)していて月末になって金策に苦労すると腹部に激痛が走る奇妙な現象を續け、医師から十二指腸潰瘍と診断されたことがあります。その後、仕事が順調になるとその症状は二度と出なくなりました。
後年、藤井尚治師の高説を承って、あれがストレスだったのかと自分の実体験でストレスの恐ろしさを省みたものでした。
これらを省みた上で、築地の開運道・花見サロンを「ストレス解消・癒しサロン」としての活用を思い立ちました。
この一文をみて、病院にはまだ行かなくてもいい軽症のストレス持ちさんは、遠慮なく村長(masaki94581@nifty.com花見)にご相談ください。
ともあれ、ストレスは誰でも感じますが体内に溜めてはいけないのです。溜めると言う意味はそこに停滞させることですから素寒貧(すかんぴん)で大食いの居候が居座ったようなもので百害あって一利なし、体が蝕(むしば)まれるだけです。
身体に溜めてはいけないのはストレスの他に、疲労と老廃物(便秘も)、これが病気の元であるのは論を待ちません。
ましてや、長寿の民間研究で「痩せ馬の先っ走り」だった私が、長寿の敵として絶対に許せない三悪人がこの「ストレス・疲労・老廃物」であることは声を大にして断定できます。
だいたい「溜める」という言葉の響きが気に入りません。
この三大悪者「溜める」にもう一つ体外での「溜める」を加えるとしたら、それは間違いなく「お金」です。
昔からお金の正しい使い方は「金は天下の回りもの」ですから、貯めるのは使うためであって、溜めてはいけないのです。
お金を溜めた人の末路は得てして幸せとは縁遠いのです。近くは週刊誌やワイドショーの餌食になっている紀伊のドン・ファン殿の哀れな末路がその一例です。
お金は自分の生活に合った最小限だけ稼げばいいのです。
その最小限さえも稼げない人も沢山います。それを減らして何とか人間らしく生きてゆけるように協力するのも開運道の役割の一つです。お金を稼ぎたい人は大歓迎、お金を溜めたい人とは金輪際、お付き合いしたくないのが本音です。
もちろん、自慢にはなりませんが、私はお金を溜める気など毛頭ありません。それに、溜めるほど稼ぎもありません。
でも、もっと余裕があれば社会奉仕できるのに・・・今からでも間に合いますね。では、老いの身にムチを入れて、ストレスを感じない程度でひと頑張りしてみます。おっと、ムチと言っても変な趣味はありません、念のためです。


1、長寿の秘訣ー1

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「楽しく長寿・ストレス発散」

1、長寿の秘訣ー1

花見 正樹

「あなたは、ストレスを感じたことはありますか?」
いまや、ストレスが病気をつくることから、ストレスが長寿の大敵であることは誰でも知っています。
嫌な出来事と遭遇したり苦手な人と接したり、危険な目に遭うと、脈拍が速くなり心臓がパクパクしてストレスを感じます。
ストレスが生じるのは悪い時ばかりではありません。
高額宝くじに当ったり、難関突破での受験合格、片思いの人から不意に逆告白されたら、たちまちストレス状態に襲われます。
いま「ストレス」という造語を知らない人はいません。
この言葉を創ったのはカナダのハンス・シェリエ博士で、日本にその言葉を持ち込んだのはシェリエ博士からストレス学を学んだ藤井尚治博士と杉靖三郎博士のお二人です。
その教えを忠実に守って日本のストレス問題に取り組んだのが、今井功氏(東京ストレスマネ―ジメント代表)、丸山総一郎氏(神戸親和女子大学教授)、志賀一雅氏(能力開発研究所・所長)、九鬼伸夫氏(銀座内科診療所・所長)、その他多くの方々が、杉、藤井両博士の薫陶を受けてストレス問題に取り組んできました。
不肖ながら私もその中の一人です。
私の場合は、当時の私の事務所兼サロンが藤井博士(医師ながら法学博士)の経営する「銀座内科」と至近距離にあり、二人の共通の知人であるダイヤモンド社設立功労者の棚村耕三師(私の人生の師)の紹介ですから、有無もなく顧問になって頂いてのストレス対策事業がスタートし、それが「癒しの音楽」や「癒しの香り」「癒しの脳波」に発展しました。
これが、私が始めた日本で最初の「ストレス解消サロン」の経緯です。
何しろ新しくて珍しい「ストレス解消サロン」ですからテレビ、新聞、雑誌などマスコミ関係の取材も多く、その都度、藤井博士を呼び出しては「ストレス学」を語って頂きました。
その藤井博士は、好きなコーヒー以上に大のタバコ好きで超ヘビースモカー、24坪のサロンいっぱいに紫煙が広がって来客を煙に巻いていましたが、その当時(昭和50年代初期)は嫌煙権もなく誰も文句を言いません。タバコ好き人間には天国のようないい時代でした。
それから半世紀、思い出したように私がストレス問題を持ち出したのは、「楽しく長寿・ストレス発散」のためです。
ご存知かとは思いますが、厚労省は、従業員50人以上の事業所を対象に、従業員のストレスチェックと、医師によるストレスチェックの結果に基づいた面接指導の実施等を事業者に対して、2015年12月1日からの施行で義務づけています。
従業員数が50名未満の事業所については、当面の間はそれと同じ内容を努力義務としています。
このストレスチェック制度の目的は、心の不調を未然に防ぐ、従業員のストレスの程度を把握する、本人自身のストレスへの気付き、ストレスの原因となる職場の環境改善など、働きやすい職場づくりを進めることで、心身を健全に保つことが出来、医療費も激減すると、政府は考えたのです。この厚労省の考え方は、そのまま「楽しく長寿・・・」にもつながります。
厚労省のストレスチェック制度の実施者は、事業者に指定された医師、保健師又は厚生労働大臣が定める研修を修了した看護師若しくは精神保健福祉士となっていて、私など無資格者には出来ませんが、民間の予防医学として行うのは自由です。
そこで次回は、民間で用いられているストレスチェックの各項目を載せます。それらの対応法も順次載せますが、その実践によって「楽しく長寿」、いつまでも元気でアウトドアー!」が私の目標です。
私が「人生100歳」時代の到来を予見しての研究中、取材で102歳時にお会いした国文学者の物集高量(もずめたかかず)博士は、「恋をし続けるのが長寿の秘訣」と私に言いました。私の取材日記には端的に「好色が長寿の秘訣」とあります。
これでは、物集博士に対して多少失礼かと思っていました。ところが博士が106歳でご逝去される前日、検診に来た若い女性看護師のスカートに手を入れて婦長に叱責されていたことを知り、我ながら納得したものです。多分、これは博士の性癖で常習だったものを婦長が見るに見かねたものと推察します。

物集博士がその婦長の叱責でストレス過多となり、一気に寿命を縮めたとしたら、婦長は業務上過失致死罪です。
逆に、物集博士は生きていたとしても看護師が訴えれば公然わいせつ罪で起訴されていたかも知れません。
あるいは、物集博士はそれで満足し、安心して天国に旅立った可能性もあります。
もしも、看護師と婦長が見て見ぬ振りをしていたら、物集博士は元気を回復して、もっともっと長生きしたかも知れません。それでも、当時の男性で106歳の死は珍しく、東京都で初めての長寿記録でした。なお、「女は灰になるまで」の俗諺(ぞくげん)もあり、女性はこのような話には驚かないはず、だから長寿なのです。